7月16日(日)リバタリアニズムの基本テーゼ

 
 薄晴れのち薄曇り。26℃〜33℃、68%。プールだん。
 



 社会の漂白化対策について:

 ちょっとした瑕疵を見つけては際限なく他人に干渉する風潮が蔓延り、潔癖過ぎる社会の到来が予見できる。特にTVや週刊誌などのメディアや、ネットにおける炎上事件など、その横暴なる振る舞いは留まる所を知らず。行きつく先は、価値観が統一され、人間の多様性を認めない画一化された社会である。ここにリバタリアン池田清彦氏の「恣意性の権利」を備忘するなり。
 


 <自由の公準: 他人の自由を侵害しない限りにおいて、個人が自分の好きなように幸福を追求することができる。>

 これを適切に機能させるためには「恣意性の権利」が大切であると。


 ・恣意性の権利:人々が自分の欲望を解放する自由は、他人の自由を不可避に侵害しない限り、守られるべきである。(但し恣意性の権利は能動的なものに限られ、受動的なものは含まない。)


 Ex)能動的なもの:人は他人を愛する権利、無視する権利、バカにする権利、一部の人から見て愚かなことをする権利、など。
   受動的なもの:愛される権利とか、褒められる権利とか、バカにされない権利とかの他人の言動をコントロールするもの。



 法律にもバカげたものは多いですが、法律に違反しない限り「恣意性の権利」を行使した方が、かなーり生きやすいとぞ思ほゆ。取りあえず、不謹慎とか不道徳とか礼儀知らずとか言って、他人を責めるのは控えましょう!ドヨドヨ