6月22日(木)乃東枯(ないとうかるる)

 概ね薄晴れ。22℃〜28℃、48%。



 大井町方面に進出す:

 下神明にある西品川温泉「宮城湯」に行ってみた。ネット上の評判で前から突撃したかったところ。天然温泉で風呂の形態も寝湯、座湯、ジェット、ジャグジーなど豊富です。これで銭湯値段の460円!サウナも+100円で入れます。3階は露天風呂もあるらしいんですが、週替わりで今日は女湯でしたぁ。1時間たっぷり入って、帰りは居酒屋で生ビールがぶ飲み♪とてもイイ湯でしたぁ。





 嘘部(うそべ)とは:

 昔々嘘を生業(なりわい)としている集団がありました。土師部(はじべ)いや恥部(はじべ)の同類でしょうか?ヤマト王権の部民制の時代にはイロエロな部(べ)があったようです。最近、このような部(べ)が復活したという話しを聞きました。特に政権の中心で嘘をなりわいとしている部(べ)が勢力を増してきたようです。上手く嘘をつける者は出世し、嘘をつけない者は悪しざまに人格攻撃を受けると。これは何故かと問われれば、世界が近視眼的にしかものを考えなくなった為であろうと申す御仁がおじゃります。世界はドッグイヤーと言われて久しいが、今ではネズミの時間からノミの時間になりました。5年、10年で考えていた計画が、1年どころか半期、四半期に縮まって、さらに目先のことだけ上手く行けば良いと言う近視眼。正直者が真っ当に暮らせるのは、世評が長期的な視点を持つときのみです。視点が短期になるほど、嘘部が有利になりまふ。嘘のつき逃げでもブーメランが返ってこないからですね。短期的な視野は世界的な傾向ですから、最近はポスト・トゥルースのフェイク・ニュースが世界中を席巻しておりやす。でも、司法やメディアがチェック機能を維持している内は、そんなに破滅的なことにはならんでしょう。問題は、国を挙げて一途に突き進む翼賛体質が遺伝的に残っている国ですな。ブレーキ(フィードバック?)が効かないシステムは暴走しますっ。キッパリ!




 注)むかし半村良(いーです・ハンソン?)というSF作家が、自分のことを嘘部と称していました。作家ならイマジネーション(嘘?)をいくら振り回してもエエでしょう。いや、嘘が大きいほど作品も素晴らしくなると。しかしリアリティを重んじる政治家が嘘部になってしもたら目も当てられませんどすぅ。かな?