11月27日(日)朔風払葉、冷たい風が木の葉を散らすころ

 曇りのち弱雨。9℃〜13℃、84%。歩道に舞う枯葉がわびしい。



 キューバカストロ氏がひっそりと亡くなった。キューバ危機時のリーダーだったフルシチョフ氏やケネディ氏も既に亡し。世は移り、人は消える。世界を賭けにしたあの事件は一体何だったのか?煙となりて灰さようなら。





 あの世界の片隅に:

 いや、この世界の片隅に、だった。ようやく見てきました。なじかは知らねど、最初から最後まで滂沱。絵がとても素朴でえがったっす。天然な少女が大きくなって、まわりのみんなも優しくて、それでも時代の波に洗われていく。何気ない日常の描写が、声高なイデオロギーより雄弁に戦争の悲惨さを表現する。我々が、いやわたしが大切にしなければならないのも、片隅のこの日常世界なんすねぇ。






 免許返納とは:

 高齢者による事故多発として、運転免許の返納キャンペーンが盛り上がってまふ。日本では約500万人が認知症とゆわれており、これが数十年で倍増するのは軽度認知障害(MCI)の人数を見れば明らかです。このような情勢下では、一端獲得した免許皆伝も返上した方が無難でしょう。選挙権年齢が18歳に引き下げられたのと同様、免許にも年齢制限が必要かも知れませんねぇ。すかす、権利を拡大するのとは違って、権利を縮小するのにはイロエロな人権問題も絡んできます。当面自主返納促進運動にならざるを得ないでしょう。更に今後、運転免許以上に社会問題になりそうなのが、医師免許などの士業免許でしょうね。なにしろ1000万人以上がボケてしまうのですから、正常な判断力が欠乏したままの医者や弁護士などがぎょうさんできてしまいます。免許更新制度の厳格化などと言うと官僚は大喜びですが、医者や弁護士などが大騒ぎするでしょうねぇ。日本には通過儀礼のような、一回取れば生涯安泰つうような免許が多すぎるのが問題かもしれません。イヤハヤ