11月5日(土)祭りだ、祭りだ、わっしょいしょい♪

 朝のうち雲のこるも、のち快晴。12℃〜19℃、72%。夕方、蒼天に三日月。





 今日も、お台場に進出す:

 サイエンス・アゴラを再訪す。まず、ドーム映像で「いのち探検」を見る。ビッグバンから生命の誕生、多細胞生物の共生までの138億年を45分の映像で見せる。その後、産総研にて「ヘルスケア展示」を見る。簡易健康チェック(病院の血液検査が薬屋で簡単にできる)や簡易血管強度測定が実用化されるそーです。巷間の諺と医学常識との乖離を示す展示があって、これは目から鱗が落ちたですぅ。

 午後は「科学における発見、数学における発見」というシンポを聞く。まず、「数学による地球システムの記述と予測」で地球全体の河川流の話し。河川の流量をシミュレーションで予測する。コンゴ川40万㎥、アマゾン川20万㎥、に比べて日本では信濃川の500㎥が最大で桁違い。これを世界規模でシミュレーションします。結果として面白かったのは、河川の総流量はせいぜい1500k㎥なのに周りの氾濫原を含めると6000k㎥超と4倍以上になることです。質量保存則や運動量保存則で簡単に定式化できますが、メッシュを細かくするのが課題とか。その為にイロエロな工夫をしています。

 次はすっげー美人の経済学者の「数式で描く家族の行動」つうプレゼンで、男女比の変化率と子供の増減を定式化して予想したら、見事に団塊少子化にマッチしたと。個別具体の現実は混とんとしたカオスだが、感情を排して数式化すると見えてくるものがあると強調す。今後イロエロな社会現象をモデル化して検証したいとのこと。ま、主流からは馬鹿にされるだろうけど、その意気や吉!

 最後に都立産技研にて産学協同の展示を見る。ここにも面白いものが多かったが、書ききれないので昆虫物を一つ。テントウムシはシベリア原産で夏に繁殖するが、南下する程黒っぽくなります。これは南では秋に繁殖するので光の吸収効率の関係で黒くなるのだとか?最近の温暖化で、日本のテントウムシの黒化が進んでいる。


 帰りがけにダイバーシティの傍を通ったら、「ドリーム夜さ来い祭り」つうのをやっていて、賑やかだった。見上げれば蒼天に三日月が鮮やかに昇るなり♪