5月9日(月)思い込み効果の経済

 曇りのち細雨。18℃〜21℃、77%。ちょと涼しいな?とか思てたら先日来が暑すぎで、これが平年並みだとか。馴れは畏るべし!





 実体とブランドの乖離とは:

 羽毛布団の偽装がニュースになってました。中国産の羽毛をフランス産と偽って販売していたとか。実質は殆ど区別できないのに、ブランドで価格の差が倍以上出てしまうものには、このような偽装の誘惑が常に潜在してますね。偽ブランドのバッグや衣料品は言うに及ばず、怪しいのは、国産ウナギとか国産大豆使用の豆腐とかブランド米とか。生産実績と輸入量を較べると、市場の流通の大半は海外産のはず?ちょと統計を調べればすぐに分かるはずなんだけど、なかなか尻尾が掴めないのは何故なのか?そーいえば中国にいた頃、少し調べたら中国内生産の統計と総輸出入の統計にかなりの齟齬があったねィ。各省政府が統計を水増ししているらしいのだ。

 つうようなことを考えていたら、国産牛肉ってのも極めて怪しくなってきたどっと。海外の肉は硬いぞっ!つうのは伝説で最近は肉も米もどんどん国産品質に近づいているからなぁ。ブランドをありがたがる心情は人間世界に共通の性向ですが、国や文化によっての濃淡は当然ありますよね。プラセボ効果ってのもありますから、実質だけで判断するのってホントに難しいことなんす。

 ふむふむ、こりは商品のことだけではなくして、人物にも当てはまりそーですね。我々はともすると学歴や地位、金持ちとか有名人などで評価をかさ上げしがちですが、その本性は殆ど差のない人類なんですぅ。しがない人生を共に歩んでいる仲間だと思えば、決して萎縮するこたーねーでしょう。ハァ〜