1月11日(月)水泉動、成人の日

 薄曇り。4℃〜9℃、50%。ややさぶ。街で晴着をおおぜい見かける。もう18歳を成人にしてもエエんじゃね?なにしろ国政を動かせるんだから。





 映画:久しぶり

 小津安二郎の2本立て上映を見る。晩春(1949年)と早春(1956年)の春シリーズ。小津作品には季節の題名が多いですぅ。日本独特の家族のあり様を描きながら、別れや老いなど普遍性を持ったテーマで、時代を超えた共感を海外でも得ていまふ。晩春は笠智衆原節子で嫁ぐ娘を見守る老父の情愛をしっとりと描き、早春では蒲田界隈に住む夫婦(池辺良、淡島千景)と職場の人間模様をややシリアスに描いています。両方ともモノクロ映像で戦後の東京の街並みや風俗がリアルに描写されている。昔の東京方言も聞けるでよ。なんかしんみりして、ひょっとして人間てイイかも?って気になる映画ですたぁ♪どもども。



 追記:しやわせってものは、天から降ってくるもんではなくって、自分たちが作り出していくもんなんだっ!ってメッセージが色濃く滲んでいたような希ガスる。







 文脈とは:

 文脈から外れる?・・・そりゃそーだっ!おんなじ文脈の中で天才が出たためしはなーい。「哲学を完成したっ!」と豪語したベルリン大学総長のヘーゲルの配下では、その後100年経っても後世に残る哲学はなーしっ!むしろ在野のキルケゴールマルクスニーチェが反ヘーゲルとして哲学界に足跡を残したのでした。ま、今の東大や京大にろくな哲学者がいないようなものかな?