5月13日(水)ああ、利口者きみを泣く、アホに徹すれば浮かぶ瀬もあり、雨にも負けず

 台風一過の真っ晴れ。18℃〜27℃、35%。ゴーヤの苗たちは網に必死でしがみ付き、どーやら耐え抜いたもよう。でもつるが何本か切れて、かなーりお疲れのご様子。ご褒美に肥料と水をたっぷりあげました。






 ばか・あほ・まぬけ考:

 宮沢賢治のデクノボーとか、トルストイのイワンの馬鹿とか、抜けた人間を一つの理想像とするのは、それなりの理由があります。一つは慾がないので、悪に付け込まれる隙を作らないということ、もう一つは、まっさらであることは伸びる可能性が大きいということです。後者について少し考察。

 ヒトの赤ちゃんは無力で何もできません。すべてがゼロから始まるんですね。言葉も運動も思考も、幾つも失敗しながら、だんだん伸びて行って、しかもその能力の向上はどこまでも上限のないオープンエンドなんです。対してクモの子なんかは卵から孵ると、それはもうすでに完成形で、親と同じ能力を有しています。でも、それ以上に向上するってことはありません。すなわち、今の完成形がいいのか、今は未完成でも伸び続けれる方がいいのか?進化の選択肢は後者を優勢と認めるのではあーりませんか?自分の馬鹿さ加減を嘆くより、変わり得る可能性に賭けた方が人生楽しいですよね♪

 若くして切れ者で、長じても切れ者って例は偶にあるけど多くは無い。神童が只の人になってしまう例の方が、ダントツに多いというのは、諸君の経験則にも沿うでしょう。ヌボーっとしてるが感受性だけは高いという竜馬のような子供は、将来大物になる素質ありと認むるなり。こまっちゃくれたガキは、せいぜい政治屋になるのが関の山でしょう。ぷ

 
 ここでひとつ、有名な例を挙げよう。ジル・ボルト・テイラーという脳神経科学者が37歳の時、先天的な脳動脈の欠陥で血管が切れ、左脳に壊滅的なダメージを受けました。その時の様子と、その後のリハビリが次に書かれています。→ http://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight/transcript?language=ja
ここで一つの「奇跡の脳」が発現しました。言葉も喋れず、右半身は全て麻痺して動かない、思考もはっきりせずすべては霧の中!これを見たお母さんの発想やよし♪「まるで赤ちゃんに戻ってしまったようねぇ♪」ともう一度赤ちゃんの子育てをしたそうです。そしたらジルの赤ちゃん脳もどんどん成長を始めて、また立派な大人の学者の脳が復活したんですって。そしてこのときの体験を脳科学者として分析・記述し、学会に大きなインパクトを与えました。ぼくも感動した一人ですぅ。そう人間はいつだって赤ちゃんに戻れば、ゼロからやり直せるんですっ!!!これぞアホの効能と言わずして何とする♪どもども。







 ぬすこり奮闘中!すかすテヌスは背の高いのが多いな。相対的にネットが低くなるんだから背の高さは有利だっ!体重がものを言う格闘技のように、テニスも背の高さで階級を作れば、もっとメジャーなスポーツになるんではあるまいか?







 「花燃ゆ」は時おり見てんだけど、あの暑苦しさは嫌だな。もっとユーモアがほすいところだ。だいたい犬HKの籾井さんは、「志ある者」と「テロリスト」との区別がつくんかなぁ?これらは価値依存性の概念にて、表面だけを見れば政府の高官をぶっ殺そうってな輩なんすからねィ。