5月14日(木)「今までは人のことだと思ふたに 漏れがしむとは こいつはたまらん」つうようなことにならんとイイんですが、閣議決定

 晴れ。18℃〜28℃、44%。下北沢方面に進出す。




 チューリングゲーデル解釈:

 ビール本屋のB&Bチューリング本を訳した3人からお話を聞く。群盲象をなでるの感はあったが、記憶に残ったこと。
ゲーデル不完全性定理を計算可能性に置き換えたところ。「チューリングマシンが止まるか(計算可能)、止まらないか(計算不可能)は予め判定できない。」がゲーデルと等価なんだって。ほうほう。色々な文献を参照したり、専門的な素養がなくても、分かるらしいから原論文に挑戦してみようかな。人間の考えを基本的なパーツまで分解して、再構成しているから高校レベルの数学でも分かるらしいんだ。ふっ

 数学好きはなんでも数式に落として理解しようとするけど、数学が一つの言語だとするなら、やはしそれで表象しようと言ふイマジネーション(コンテンツ)が大切だよね。計算係(コンピュータ)の定式化以外に、チューリング不安定性とか、生物の形態発生を反応拡散方程式で表したり、人工生命や人工知能の研究を方向付けたり、41年の短い生涯で成し遂げた業績は正に天才的なんであーる!でも生前は全く報われなかったし、死後もその成果はぜーんぶアメリカに持ってかれちゃったからなぁ。一人の天才よりも、開放的な社会システムの方が勝るという教訓か?

 日本もiPSとか先駆的な業績は多々ありまふが、社会システム面でかなーり大きなハンデを負っているような気がします。やっぱしアメリカの子分つう位置からは逃れられん宿命なのかなぁ。ショボイーン





 ありゃりゃ、こりゃりゃ:

 とか書きつつビーテレを見てたら、アベちんが「この法案が通っても、日本が戦争することはぜってーありません!(キッパリ)」だってよー?「何故なら抑止力が働いて、戦争が起きないからですぅ。(ちょっと目が泳ぐ)」だってよー!・・・過去のアメリカの戦争を顧みるに、勝手に正義の屁理屈付けて、相手に攻め込んでるのが殆どじゃないのん?そんな国からいいようにこき使われる未来が目に見えるようだ。「言うだけは只だっ!」って口先男の言論軽視が丸見えで、まことに不安に存じまふ。

 右側の友人も結構いるけど、彼らの志向は基本的にパワーゲームなんだよなぁ。「力なきものは衰退する!」って頑なに信じ込んでまふ。前大戦の反省も、負けたのが唯一の失敗だと。そーいえば、勝てば官軍ってのは日本の昔からの思考形態の一つかもしれんなぁ。ショボーン メルケル首相の「それがどんなに困難でも話し合いで解決する必要があるというのが、前大戦の教訓だっ」つうのと比較すると、歴史観の違いがくっきりと際立ちます。