7月5日(土)ブックフェアにて筒井御大を聞く


 概ね曇り、ときおり弱雨。20℃〜24℃と気温低めだすぅ。ヒヨドリの番がワイルドストロベリーの実をつつきにやって来る。




 東京国際ブックフェア

 あっという間に7月のブックフェアだぜイ。月日の経つのは早いもの。四の五の言ってるうちにデジタルブックのスタンダードは海外勢に席巻されつつありまふ。日本が国際標準化でメジャーになった歴史はあるのでしょうかっ?この辺は正義(技術的優位性?)ばっかしではなくって、面白さ(人を引き付ける尖がり方?)が大切なのかも。

 筒井御大の講演を聞く。齢80に何何として頗る元気なり。でも多少丸くなったのかな?読書の最初は手当たりしだいがイイけど、過剰の弊害はあーる。あたいの少年期は活字さえあれば手当たり次第に舐めるように読んだもんじゃい♪漱石全集とか世界文学全集をあたいと一緒に疎開させてくりょうは偶然なるさいわい。隅々まで読み回したもんじゃい!とここまでは老人特有の経験自慢だすぅ。

 んで、一番大切なのは填まった後飽きることなんだって。飽きるンは成長の明かしで、そこから違うジャンルにレベルアップでけるんだと。それに、名作だからと構える必要はなーんもなくて、ゾラだってドストエフスキーだってミーハーに追っかけられてるエンタの雄で前衛の極みだったんだと。小説の基本はまんず面白さからなんだ。もっともらしい教養文学など糞くらえー!

 SFは当初際物扱いで主要文学賞直木賞?)などから袖にされっぱなしだったですが、今ではあらゆるジャンルに浸透して普遍化している(これも老人性自己肥大?)。ともあれ多少の自慢は許容しようではないか。イマジネーションこそが創作の要なんすからねィ。

 この後、最新の短編「奔馬菌」を朗読してくれはりましてん。これがまた迫力があって極めておもすろかったどすぅ。文面は新潮6月号で読んでくんろ!この老人の批判精神とユーモアとあらゆる自己規制に反対する姿勢はしむまでかわらんでしょうね。7月19日から9月28日まで芦花公園の世田谷SF展があり、そこで「ペニスに命中」を朗読するからまだ飽きていない人は来てくらはい♪だと。創作者にとっての「猛毒」とは何か?そりは忖度と自己規制ではアルマイト再認識させられた老人パワーでしたっ。









 おおーーーー!在る全珍が1点先行しているではないかっ!後半が楽しみ♪ すかす、ネイマールの脊髄を砕いた後ろからの跳び膝蹴りは傷害罪に当たらないのかな?まことに疑問に存じまふぅ。真後ろからの肘打ち、膝蹴りは即タイーホで醫院じゃあるまいかっ!