6月29日(日)ノーベル経済学賞はイグノーベルに鞍替えした方がイイのだ

 早朝雨、のちもくもく雲の多い晴れ。22℃〜27℃。肥料が効いたのかゴーヤーの雄花が一斉に開いた。これで一安心。







 期待値:

 ギャンブルに必勝法はあるのかっ?つうのは色んな数学者が考えてきますただ。丁半賭博の倍賭け法ってのは正解に近いですが、これも時間とお金が無限にあると言う現実的でない前提のもとに成り立ちます。これは勝つまで掛け金を倍々と賭けて行き、勝ったところで止めると言ふ単純な方法です。ランダムつうのは意外と同じ目が続くことが多いもので、負けが込むとあっという間に膨大な金額になりますよ。

 大抵の賭けは丁半のような平等な賭け率ではなくして、胴元が勝つ比率を必ず組み込んでますから、ゼロサムゲームではなくマイナスサムになります。長期間では絶対に沈みます。競馬とか株のように研究の余地があるものは、稀に名人がでることはあります。しかしそれは敗けた多数者を食い物にしていると言って良いでしょう。例外として市場全体が膨らんでいる時は素人でも株で儲かる時はありますが、一寸先はブラックマンデイ!


 「金融工学」でノーベル賞を取った学者も金融商品で大損をこえる時代です。これは金融商品の予測に確率微分方程式っつうブラウン運動の定式化を当て嵌めたもので、一応もっともらしいですぅ。金融商品の確率的な変動は水分子のランダムな運動のように、多数の独立な要因が重なり合った結果であるとしている。すかす、経済活動は水分子と違って、独立性はナインれすぅ。みんな周りを見て周りに影響されながら投資をしますから高騰したり大暴落したりするんです。ましてコンピューターを使ってみんなが同じ予測をするようになると、付和雷同が加速され金融危機をひきおこしまする。ドヤ?


 かのニュートンでさえイギリスのバブル崩壊で大損をして「星の軌道は計算できたが、人間の狂気は計算不可能だっ!」と嘆いたと言うから、強ち現代の経済学者を責めることはできんかも。ま、理論の素性はそんなもんですから、「必ず儲かる!」という呼び込みはオレオレ詐欺と五十歩百歩とおもてた方が無難でしょうねィ。ジャン





 突然の雷雨土砂降りが30分でやんだ。東京もシンガポールなみになってきたのか?


あああ、スクリーンキーボードでここまで入力するのに40分!右手首が凝っちまったでえええええええ!