6月13日(金)またまたキーボードの調子が悪くなったど

 スクリーンキーボード復活!

 夏晴れ♪21℃〜30℃。ところにより雷雨ゴロゴロ。蒸しあちゅい。





 立ち読みシリーズ:「脳は記憶を消したがる」

 ロボットからシステム脳科学に転進した前野隆司教授の著作。人間のこころをシステム的に分析し、意識は後付けのストーリーであると喝破した研究者。本書でも記憶とはフィードバック制御フィードフォワードに変えるためのツールであるとシステム的に分析している。

 赤ちゃんは有るべき行動と実際の行動との誤差を学習によって埋めていくフィードバック誤差学習が主体でイロエロと世界を学んでいく。しかし名選手が意識せずにファインプレイができるように、あるべき行動を一発で行うフィードフォワードを練習によって獲得すると、最早意識は不要になってくる。

 この誤差学習の過程で学習・記憶が必要になって来るのであって、これは成長期に特有の適応であーる。しかるに成熟し衰退する過程ではもはや学習は必要では無く、したがって記憶も不要になる。記憶が無くなっていく過程が悟りであり、しやわせなんだと。ふむふむ。

 人生を永遠の成長過程と捉えるのではなくして、成長期、ピーク、衰退期、と捉えてそれぞれに適した適応戦略が自然に備わっているのであーる!つう認識は縮小する社会を前向きに捉える内田・平川一派と一脈通じるものがありまふ。ま、何にでも理屈は付くって例の一つだすが、それなりに納得性があるのは確か。

 自分の記憶が消えたら自分は自然に無くなっちゃいますが、周りの人は迷惑だろーな?とか思いますが、そこはそれで記憶消滅以前の人徳がものを言うのではアルマイト。ダハッ






 いい月じゃのう♪ 紅旗征戎我がことに非ず!