5月10日(土)イロエロとニュースを読んでて突然感じたこと

 晴れ。




 感情動員論:

 これはわたしの主観的考察ですから必ずしも普遍化は出来ないとまづ断っておきます。

 勿論、人は道理(論理?)で動きますが、それよりもっと内心から突き動かすのが情動なんすよ。例えば、持ち上げたり馬鹿にしたりして揺さぶりを掛けられれば人は一ころだすぅ。

 「おお!きみのその考えには目から鱗が落ちたよ!」とか言って、たまたま自分の考えに一致したところを強調すれば、その人はその考えに固執するようになるでせう。か?いやこれはぼくのことだすぅ。

 一方、「きみのその考え方は、あいつの影響を感じるな。それじゃあ一方的に彼に有利じゃないかっ!」とか馬鹿にされるとカッときて彼の考えを否定するとか。ぷ

 そして視点をもっと広く世界に向けると、陰謀論や工作論つうのが世論を誘導する有力な武器になってるのが分かります。「温暖化反対はアメリカの原子力政策の陰謀なんだよ。ホントは温暖化なんて良いことばかりなんだ。」とか、「沖縄の米軍基地反対なんて中国の陰謀に決まってるだろ。米軍がいなくなれば沖縄は中国になるよ!」とか。

 人間が感情を一番動かされるのは、自分が工作されて人から動かされ、馬鹿にされてるという認識です。ことの論理的な理非よりも、感情的に反発させれば工作は成功すると。こういう事実を認識して世の中の言動を見渡せば、このような陰謀論が如何に多いのかが分かるでしょう。で、時には本当に陰謀だったりするからこの世は複雑ですよね?でも、陰謀を言いふらすのも実は陰謀だったりすることを頭の片隅に入れておくことも、カッとしないで冷静に考察でける便(よすが)になるでせう。ガックシ