3月20日(木)リズム感の起源とは

 終日寒雨しとしと気温は夜中の10℃から昼の7℃まで下がりまた夜に向け10℃まで上がるという通常と逆の曲線を辿るなり。雨と寒さで花粉少なし。





 音楽の起源を探る試み(その2):

 オウムは音楽のリズムに合わせて首を振ったり足踏みをしたりできます。ヨウツベにも動画がありますから誰でも見れます。https://www.youtube.com/watch?v=JvPzqVPRDDoとても可愛らしいですぅ。音を聞いてリズムが取れる「リズム感覚」と、外からの音を聞いてそれを同じように繰り返す「声まね」とは、音声入力に対する身体出力が運動か発声かの違いだけで、両者とも極めて近い動作だと思われます。あとこれってふなっしーにも似てね?https://www.youtube.com/watch?v=xhGSppdTKUA

 そこで声まねができる動物を調べてみると、インコ・オウム以外にハチドリや小鳥、カケス類、クジラ類、アジア象、アザラシなどが知られています。一方、身体でリズムが取れる動物はインコ・オウムやカケス類以外にアシカなどが知られています。今後の詳細なフィールドワークが必要とされますが、先に声まねがありその副産物としてリズム行動ができたという仮説は脳神経系からもある程度頷けます。


 ドラムがリズムを刻むと踊り出すという性質と、言語を覚えるという性質は同じ進化から発達したのかもしれません。それはどちらも集団の同調とコミュニケーションに関係するからです。類人猿の同調行動は毛づくろいですがその数は高々数十頭の範囲で、これは脳の大きさに比例するってダンバー数というのがあります。何百人の範囲で同調して行動するにはダンスや合唱などが進化上必要になり、更に何千人が纏まるには言語によるコミュニケーション能力が進化上で適応的であったと仮説でけますのだ。んで、この過程を、ヒトとチンプの差を調べることにより明らかにしようってな研究もありますのだ。

 その結果、自分の好きなリズムに自然に同調する自発同調ってのは両者にあるが、意図的にイロエロなリズムに同調でけるのはヒトだけなんだと。強いリズムに関心を示す音への感受性はチンプにも見られるが、それがだんだん強化され群の協力行動や親和的感情を強める機能として音楽にまで進化したのではアルマイト。これを「接触コミュニケーションから視聴覚コミュニケーションへの進化仮説」と言ひまふ。う〜ん、音楽も深いなあ。ハハハ


 河内守が演技やストーリー性、作曲作法などイロエロとおもすろい話題を提供してくれたのでインスパイアされただ。最後におっさんの素顔が出てきたところが仮面劇のクライマックスかなぁ。アーハハハ 芸術ってシンネリと深刻ぶって評論垂れるよりも、みんなと楽しく仲良くなるためのものなんだあ!と割り切れば何でも芸術に成り得ると言う非常に広い芸術観に辿り着けるとおもうんだ。要するに受け取り手の問題も大きいぞっと。いたずらに他人を責めて糾弾するってのは幾ばくか筋がそれてるとわたしは考えます。