12月17日(火)鱖魚群(サケが川を遡上する頃)

 薄雲の多い晴れ。7℃〜11℃、49%。寒々しい満月なり。






 年末恒例忘年会:チャリティ

 川畠成道さんのチャリティ・コンサートに行ってきた。盲導犬支援の為に川畠さんが毎年年末にボランティアでやってるのですぅ。もう7回くらい行ってるかなぁ♪舞台じゃなくて、すぐ目の前で素晴らしい旋律を奏でてくれるんす。映画音楽の軽いのから入って、タルティーニの「悪魔のトリル」、そのあとはお馴染みクライスラーの「愛の悲しみ」と「愛の喜び」と続きます。そして清らかなグノーの「アヴェ・マリア」、最後はワックスマンの「カルメン幻想曲」で斬新な解釈を奏でます。アンコールはなんとチャップリン作曲の「スマイル」でしたぁ。これでようやく年末気分になってきた。飲み会をすっぽかしてコンサートに行ってよかったなぁ♪感謝の気持ちを忘れない人はいつ見ても清々しいなぁ。





 毎日書いてて一体何の役に立つのかっ!てな功利的な目的論が時折り心を掠めます。時間の無駄じゃねーのかなぁ?なんてね。でも潜在していた意識の底が表面に浮かび上がってきて定着するような気がする時も稀にはありまふ。表面を流れ落ちる今が、書いてるうちに踏みとどまって、考えがより深まるように感じるのは幻想かっ。いや人生そのものが幻想ですからねィ。ども。


 いやいや正直に言っちまうとですねィ、書くことによって救われた局面も結構あるんすよ。嫌なことは書いて忘れちまうと。以前、姜尚中さんのお話しを聞いた時、「わたしのオモニは字を書けなかったので、過去の詳細な記憶に苦しめられてました。」なんてゆってたど。人間てのは複雑なもんだなぁ、とその時は思ってたけどね。