9月15日(日)経済学的意思決定の仕組みに心理学が?

 午前中雨、午後から晴れ間。24℃〜29℃。嵐の前の不穏な雲行き。
ゴーヤ31本目を収穫。今年は50本いかないな。去年は100本以上取れたのに。ザンネン




 雨が上がったので宇宙を見に行った。SPACE BALLつう小型プラネタリウム。斯界では有名な大平貴之氏開発プロジュースの優れもの。20人乗りの宇宙船で地球を飛立ち、太陽系の惑星をめぐり、ボイジャー1号より一足早く太陽系を飛び出し、銀河系を飛び越えて、最後は宇宙の果ての∞まで10分強の旅。いや〜振動と音響付きで迫力がありますた。うむ、内閣の宇宙戦略室やJAXAも後援しているのだな。ドモドモ





 二宮損得翁の話しじゃなくて:

 損失と報酬の時間距離には差があるつう話しがありまふ。例えば「今すぐなら2万円だけど、一か月待てば4万円あげるよ」と言われ、さてどっちを選びますか?時間がたつほど報酬の価値を小さく感じる現象を「時間割引」と称します。遠くへ置くほど物が小さく見える現象とのアナロジーでこれを時間距離とも言いますね。この「時間割引」は人によって差があります。せっかちな人と我慢強い人。空いてるラーメン屋で素早く普通のラーメンを食うか、長ーい行列で待って旨いラーメンを食うか。お猿なんかは「時間割引」が大き過ぎて1分待てば2本のバナナを貰えるのに、目の前の1本のバナナをすぐに食べてしまいます(朝三暮四)。つう例に鑑みれば「時間割引」が小さい方が進化していると言えるのかな?

 一方、損失に関しても「時間割引」があって、「今すぐに百万円払え!」てのよりか「1年後に百万円払え。」のほうが損失感は薄まります。しかしその薄まりかた(時間割引)は得するばやいより小さくていつまで経っても損は嫌なものです。得と損との時間割引の違いは3倍〜10倍もあると言われてます。
つまり報酬で得した感じより損の感情は3倍から10倍も薄まり方が小さいと。この差を「符号効果」といひますが、これを利用して儲けよう(詐欺?)つうしたたか者もおりますからご注意のほどを。

 また鬱とか注意欠陥とかの傾向のある人(セロトニンが少ない?)はすぐ貰える少ない報酬を選ぶ傾向があるとか(時間割引が大きい)。また損と得の時間割引が同じ人(符号効果が無い人)にはデブの人が多いといふ変な研究もありまひた。論理的にはプラスもマイナスも同じだろうとは思いまするが、人間の心理状態が入り混じるとイロエロな現象が生じるものですねぇ。ジャン








 ふとした感想:
 浦沢直樹いや半沢直樹が流行るのは、印籠を持ってない水戸黄門みたいなものだからだろうか?