8月15日(木)ああ、緑色の木漏れ日の美しさよ!

 引き続き猛暑晴れ。27℃〜34℃。もうUターンが始まっているとか。




 「偉い人とはつらい人なり」とゆったのは誰でしょう。でも最近の偉い人は責任から逃げる人になってしまったのかなぁ。





 緑色の裏腹:

 地球型生命は大陽エネルギーを利用するときにクロロフィル葉緑素)を必要としまふ。クロロフィルは適度な光を受けて、無機質から有機物を合成しまふ。しかし時に光がつお杉ると猛毒の活性酸素を発生して細胞を死に至らしめるのれすぅ。

 養分と毒とは紙一重、毒の近くに有効な機構があったのれすぅ。植物は光毒性の解毒のためにイロエロな酵素を発達させました。じつは、陸上植物の紅葉はこの有毒なクロロフィルに対する無毒化戦略だったのですね。陸上植物が葉を落とす前に危険なクロロフィル酵素分解して養分を回収する過程で作られたアントシアニンが発色して紅葉するのれすぅ。

 水中の植物、藻類、ミドリ虫などは別の機構を持っておりまふ。これは水中の微生物の働きによります。この微生物が有毒クロロフィルを分解して、無毒なシクロエノールに変えてくれるということが分かってきました。

 もともとクロロフィルを植物細胞に供給したのも微生物。それを無毒化するのも微生物。高等哺乳類を含めた全ての多細胞生物は、目に見えないとっても小さな微生物がいなければ1日として生きてはいけないのです。消毒ばっかししていては人間さまでも生きてはいけないでしょう!ものごとの本質は目に見えないところに存在すると。見えないバイキンマン感謝感激雨あられ
 




 ふとした感想:

 最近のスポーツアナウンサーの芝居がかった絶叫にはうんざりするんすが、この感性は俺だけなのかなあ?芝居でもあまりにも表現が大げさ過ぎると、くさくてうんざりするでしょ?小津監督が一番嫌ったタイプですぅ。「本当に悲しい人は悲しい顔をしないものです。」だってよー!同感!!!それで笠智衆の何とも言えない朴訥としたスタイルが出来上がったとか。彼は決して涙を流さないけど、その悲しみや寂しさはジンジンと染み渡ってくるからなぁ。どもども。