7月26日(金)すこし深海魚の気持ちになってみた

 曇り午後から時折日差し。26℃〜31℃。引き続き蒸し暑し。
バジルはよく使うのでもう一鉢買ってきたら葉っぱが線虫にやられた。土が悪かったのかなあ?大葉とかハーブ類はベランダでも良く育つのでお得感満載。




経済入門シリーズ:
売り上げを伸ばし費用を圧縮して利益を増やすのが企業の本質だとすれば、成長路線は生命線ですね。顧客満足とか社会貢献とゆってても、それはすべて利益増大の手段にすぎません。その本質を掴まないとどこまで民営化すべきかが分からなくなります。
 ある企業の利益に貢献するのは業界要因か個別企業の戦略要因か?が経営学の論点だそうです。むかしは業界要因がメジャーであり、途中で企業要因がメジャーに反転し、その後4:6と業界要因がすこし復活←今ここ!どっかで立ち読みしたので備忘すなり。ども。






お勉強シリーズ:
上野で「THE DEEP(深海展)」を見てきた。夜なのに意外と女子供(封建おやじみたいですね)が多かったのでビックリ。今、買ってきた図録(¥1800)を楽しんでいるところ。まづ驚いたのは深海って200m〜10000mと幅が広いこと。日光は水面下1mで45%まで落ちてしまい、100mになると1%しか届きません。ですから海面下200mは人間の眼には殆ど闇の世界。でも深海生物は1000mまで太陽光認知可能なんですと。

 深海の食物連鎖植物プランクトンを介した太陽エネルギーが元になります。それが動物プランクトンに食べられ、小魚、大魚と繋がり、それらの廃棄物・遺骸がマリンスノーとなって深海に恵みをもたらすと。クジラの遺骸はそれだけで一つの生物群集(生態系)を作るほど豊かです。人間はしむと天に昇りますが、海洋生物はしむと降天しまふ。それ以外に海底の熱水噴出孔(チムニー)付近は地球のエネルギーを使った独自の生態系を構成しまふ。ひとつ面白かったのは、深海生物の極端に発達した視覚・聴覚だけではなく、ある種のエビには熱水センサーがあるんだと。これで熱すぎず冷たすぎずの境界に群集して熱水からのエネルギーを享受するんです。ああ、生物って必要があればどんなセンサーでも発達させちゃうんすねィ。そのクオリアも無限です。
 とか全部語ってたら夜が明けてしまうから、今日はこれにて。ああー、深海に行きてえ!