曇りのち少し晴れ間。20℃〜24℃。
裏腹シリーズ：意識の志向性
視聴覚の入力自体は物凄くたくさんあるのに意識は関心を向けたものにだけ集中します。これは脳内の情報処理を効率化すると言ふ利点があります。これがないと脳内情報処理が膨大なものとなってパンクしてしまうでしょう。
一方、この性質が悪く働く局面もあります。すなわちフォーカシング・イリュージョンという現象で、ものごとの原因を一つに集約してしまうという傾向です。例えば「しやわせになれないのはお金がないからだ」と思い込みます。実際はしやわせの素はたくさんあるのにです（健康や人間関係、結婚や仕事、知力や体力などなど）。また「仕事に就けないのは学力がないからだ」とか。実際はイロエロな仕事があるし、それに必要な能力は多彩なのにね。全てを、なにか自分が持っていないたった一つの能力の所為にしてしまう。
この陥穽から逃れいづるには物事の相対化が必要です。主観から一端離れて、客観的な要件を全て上げてみることです。あることに拘って先に進めないときには、冷静にそのことの要因を全て洗い出し、それを自分が幾つ持っているかを数えれば、意外と多いことに気が付くでしょう。（自戒）Keep calm and carry on!
おいらーの公式：指数関数は三角関数から合成できる。 exp(ix )= cos x + i sin x
単調増加または単調減少の指数関数を波を表わす三角関数で合成できるって不思議ですね？このｘにπを入れた時の値が例のexp(iπ)=-1 ってやつです。美しいですねぇ。あと色んな波形をした波はすべて正弦波で合成できるってふーりえな展開もあったなあ。これも美しい。
