4月9日(火)ちとトルコの酒を飲みすぎて頭の痛い夜の経済談話

 春晴れ。11℃〜21℃。南の風つおし。


 下北沢方面で飲む。小田急が地下に入ってておどれーた。でも、この辺の開かずの踏切はかなーり改善されるんでしょうねぇ。交通の地下化が進んで、蟻やモグラの気持ちが分かるかも。その後渋谷のトルコ・レストランに繰り出して飲む。RAKI(ラク)とかいう変な酒を飲んだら気持ち悪くなった。でもトルコ・ビールは旨かったな。



 東洋経済を立ち読みしてたら、「企業は最低5%の営業利益がなければ生き残れない!」つうパナソニックの津賀社長の言葉を載せていた。今の家電、電機業界は軒並み2%以下で今にも消え去りそーですからねぇ。昔の繊維産業のように構造不況の業界。少し円安になったくらいではとても挽回不可能だす。極端に言えばコストの大部分を占める半導体・電気部品の梱包事業のようなもの。その梱包作業(アッセンブリ)もほとんど海外に流出しちゃってるしね。悩みは深い。一方、組み込みセンサーなんかを扱ってるキーエンスなんて50%近くの営業利益率を叩きだしてまふ。すぐに追随されるようなのはダメダメYO−!とはいえ、営業利益っつうのは在庫などの操作で期ずれの調整がでけますから、ほんとは収支とか事業費率で計測するのがグーなんす。従来は成長性を見るための売り上げ高なんかが重要な指標でしたが、最近はいかに早く不採算事業を切り捨てて身軽になるかも株価に反映してまふ。つおいところは弱く、弱いところはつおい!いかに過去の栄光に縋らずに、新しい展開がでけるのかっ、も一つの課題でしょうね。そーいへば、意外とニッチで伸びそうなのがペット産業。ペットの衣食住のみならずお墓とかペット医療関係など。友人でペットの手術用の有機糸などを扱ってるのがいて、これはファミリービジネスで規模は小さいですが参入が少ないから、利益率を確保しているらすい。わたしの周りには「小商いのすすめ」の平川克美さんに心酔してるのがいて、これはこれで「成長!成長!海外進出だああ!」という威勢のいい一派と争ってます。ま、多様な意見を忌憚なく闘わせて、あとは酒を飲んで遺恨を流すってのが日本流の付き合い方なんでしょうねぇ。でもいくら"Don't take it personally."とか言われても、討論ゲームじゃないんだから時にはカッとくるよね。「政治経済と宗教の話しはするなっ!」とか賢しらな人生を送ってもなんぼのもんじゃい!
 で、今日は少し荒れました。これも人生、あれも人生。オーマイガッ!アラース!