3月29日(金)強弱の相対化

 うす曇り。15℃〜20℃と暖かい。
公園も花盛り。チューリップ、ヒヤシンス、パンジー、ハナカイドウ、菜の花、レンギョウなど色取り取りで気分も浮き浮き♪


 日本の家電はディジタル家電を含めて、もうすっかり韓国、台湾、中国に席巻されてますねぇ(少なくとも作る場所としては)。まさに栄枯盛衰世の習い。これは強いものは弱く、弱いものは強いの例え。日本のメーカーは高品質でならして一時は世界を席巻しました。当時は上記各国の製品は信頼度が低く顧客の信用はイマイチでした。月日が経った今振り返ってみれば、弱かった各国は妥当な水準にまで品質を引き上げたのに対し、日本メーカーは相変わらずの過剰品質でコストが高く世界市場から敗退する途上にあります。「市場に合わせて適正な品質まで落そうよ。」という妥当な提言が顰蹙を買い続けた為、5年しか使わない製品にも10年以上もつ品質を盛り込んだ為です。これは経営幹部の官僚的かつ保身的な体質が、ヴェンチャー精神旺盛なオウナー経営者の戦略に負けた所為でもあります。大規模システムや高信頼性プロジェクトではしっかり機能していたんですがねぇ。ああ、無常!


 相対化の試み:裏腹格言
 「朝令暮改vs臨機応変」、「独断専行vs優柔不断」、「縮小均衡vs拡大成長」どっちがイイかは気分次第?