1月23日(火)都電の旅?

 雲の多い晴れのち時折日の射す曇り。5℃〜8℃と気温差少なし。微風。でもさぶい。


 都電荒川線の旅をマップ上シミュレーション。雑司ケ谷の鬼子母神から入谷の鬼子母神まで。途中に造幣展示室(向原)、巣鴨のお地蔵様(庚申塚)、古川庭園(西ヶ原)、飛鳥山荒川遊園、荒川自然公園(荒川二丁目)と乗り継いで最後は三ノ輪の彰義隊墓、遊女の投げ込み寺経由で入谷まで。巣鴨のあたりは桜の名花@染井吉野発祥の地などもあり江戸情緒豊かな都電最後の路線。
 そもそも都電の発祥は1903年の馬車鉄道から電気駆動に切り替えたのが始まり。それから路線を拡大充実して50以上の路線が網の目のように張り巡らされ、まさに都民の足として活躍したが1967年には自動車の普及と地下鉄化により赤字化が顕著になり路線廃止がはじまった。1972年までに荒川線を残してすべてが廃止されてしもた。廃線の後は一部緑道や遊歩道公園として活用されているがその大部分は跡形もなーし!ああ、栄枯盛衰世の習い。ちなみにチンチン電車とも呼ばれたが、これは後ろの車掌さんが紐を引っ張って運転手さんの処の鉦をチンチンと鳴らして発射オーライの合図をしたことに由来しまふ。なんとも省エネであったことよのう♪記念日には綺麗どころを乗せた花電車(見るのはおkだが乗れまへん)とかどこまで乗っても1日タダとかの催しもあっただよ。まさに都民の生活や祭りに密接に結びついておじゃりますただ。ああ、今はむかしで昔はいま。みんな思い出の中に生きていますのだ。(そー言へば、倍賞千恵子、美津子姉妹のおとーさんは都電の運転手さんであったのだ。都電の運転手さんと言へば当時は子供たちの英雄であったなぁ。)昭和の残影♪