1月24日(木)東京家族

 雲の多い冬晴れ。3℃〜9℃。午後から南寄りの風。


 山田洋次監督の50周年記念作品「東京家族」を見てきた。小津安二郎監督の「東京物語」へのオマージュ。
当たり前の中にあるかけがえのないしやわせ。家族の絆の崩壊と再生、父と息子の対立と和解、地方の過疎と都会の殺伐、老人問題などなど。原作に忠実だが昭和から平成への変化も取りいれています。3.11以後ますます厳しさを増す社会の中の若者に向けた励ましともとれます。オマージュとしては、けっこう成功しているのかな?




 「忠ならんと欲すれば孝ならず。孝ならんと欲すれば忠ならず。」と板挟みになって憤死した平重盛のような状況は否めなす。独裁強権を倒せば原理主義が盛り上がり、原理主義を押さえれば独裁強権が蔓延りまふ。どないせえっちゅんじゃあああああ! 日本の中世ー近代の境目、織田・豊臣・徳川の軍事独裁天下布武)政権が伴天連どもの艦隊に壊滅されていたならば、果たして日本はどーなっていたのでせう?欧羅巴魔女狩りで暗黒の中世を送っていた頃、アラブ世界は学問・芸術・科学・技術などの最先端にいたのですねぇ。その社会はその社会の成熟を待つべし、周りに極端な迷惑をかけなければねぇ。ドヤ