12月10日(月)ファナティックじゃなければ両面を考慮できるでしょ?

 晴れ。2℃〜9℃と気温下がる。空気澄明。午後から少し風が出る。


 物事には100%良いことも100%悪いこともないということは良く知られてはいますが、忘れられがちでもあります。意識の志向性といふものによって、自分が思う方向を無意識に強調してしまうからです。ある国に良いところ(光)があれば、そこには必ず悪いところ(影)も有るはずです。しやわせの国ブータンでも然りです。
 北欧諸国は福祉国家として知られています。例えば医療・介護はタダで老人の世話は全て国か自治体で丁寧に面倒を見てくれます。家族介護というのは希望者だけのほんの例外的なものに留まっています。日本とは対照的ですね。その代わり40%もの高税率ですが、誰も文句を言いません。しかし高福祉になるほどナショナリズムと結びつき排外的になりやすいといふ欠点があります。しばしば国粋主義者の銃撃事件が発生したりします。これは一般に高福祉になるほどその受益者としての民族の明確化を必要とし、また富裕層から低所得層への再分配は同じ国の一員だからだと根拠づけられる、などの原理的な構造によると見られています。恩給・年金や国民健保は軍国時代の産物で、福祉国家の成立時期には人種に基づく優生思想や隔離政策が大きな役割を果たしてたとか。ね、光と影でしょ?独裁国家は国がまとめて子供の面倒を見るが、福祉国家は国がまとめて老人の面倒を見ると。中間の国家は家庭が両方見まふから家庭の負担が極めて大きくなりまふ。ハレハレ 親の介護で仕事を辞めた人が親が亡くなった時に年金収入がなくなり困窮するってな事例もあります。次の仕事が見つかるまで介護お疲れ手当を出しても撥は当たるめえよ!





 今年はようやく自殺者が3万人を切りそーだ。でも認知症は300万人を超えそーだ。超老人社会を迎えて、うつとぼけとのシーソーゲームかよと。トホホ




 なぞなぞ?・・・むかしはあるところに居たのに、今ではそこらじゅうに居るものなーに。・・・・・それはおじいさんとおばあさんれすぅ。おじいさんはエネルギー源を集めに、おばあさんはハウスキーピングってな役割もだいぶ変わってきましたね。でもこの2つは生活の2大要素であることは確かだ。ジャン