10月30日(火)何故なんだ!貧乏人同士が叩き合って争うのは?

 概ね曇り。12℃〜17℃。ニューヨークでは超大型ハリケーンが猛威をふるい、ベニスでは潮位が上がって水浸しだとか。もともと1年中穏やかって方が珍しいのですね。



 不思議なのは貧乏人が金持ち政策を支持すること。アメリカの99%運動じゃないけど、たった1%の大金持ちが所得の40%、資産の60%、金融資産に至っては80%も独占しているのに、そういう格差を容認する政策を半分近くの国民が支持していると。日本のB層?もおんなじかな。はたで見てると何故なんだあ!とか思いますよね。でもこれは争点ずらしの手法に掛かればたわいのないこと。外部の脅威とか最弱者のズル誇張とか治安・秩序強調とか伝統維持とか、多少抽象的なイッシューに目を向けさせれれば、貧乏人は食わねど高楊枝!正義の味方、悪を討つで満足してしまうんす。これ豈米国のみの現象であるべけんや!

 あと、夢の効用(幻影?)ってのもありまふねィ。確かにドリームは我らを落ち込みから救い、前向きに生きる希望を与えてくれますが、それはあくまで夢で仮に万が一達成されたとしてもその高揚感は数日〜数週間しか続きません。しかも、現実にはその夢は達成されないことの方が多いのです。地道に真摯に継続するプロセスや、小さな成功の達成感のほうがずっと人生を充実させてくれるのです。一髪千鈞(一攫千金?)の幸運を夢見させるのはまやかしです。自由の幻想で奴隷を縛るのもまやかしです。ああ、この世界は如何に多くのまやかしに塗れていることか。逆境に直面した我々を救うのも夢、酷い現実を糊塗するのも夢、裏腹ですねぇ。ダハッ

 あらゆる願望はそれが実現されて見れば、その幻影はあっと言ふ間に霧散してしまうのですよ。ある達成(例えば受験とか)を一生喜んでいられるのは、それはそれで才能なのかもね。プ











 おおっ!ファイターズ一矢報いるほっきゃーどう♪メジャーが4たてだったからしむぱいしてたんすぅ。











 けっして人を小馬鹿にしてはなりません。それは自分自身を大馬鹿者にすることになるからです。ねっ、釣り合いが取れんでしょ?