1月20日(金)たまにはいやなことを言っておこう

 こんにちは。久し振りのお湿りはさぶいお湿り。都心では
初雪、のち霙、のち弱雨。北寄りの風やや強し。2℃-3℃。








 車内ではケータイ、スマホが大勢を占めるようになった。
新聞、本、雑誌など印刷物は2割くらいかなあ。三人組が乗っ
てきて5分くらいお喋りしてたら急に静かになった。三人とも
黙ってケータイに夢中になってたど。フム













 動物は「今ここ」に生き、ヒトは「過去と未来」を生きる。
では、夢の中はどっちなんでせうか。もう無我夢中。
でも、悲惨な過去と絶望的な未来に生きる陥穽もある。どー
せならこのヒトの能力をポジティブに使いたいもんだ。幸福な
過去と希望に満ちた未来!イマジネーションの力。















 どんなに悲惨な出来事も、高貴で感動的な出来事も、萌芽
はすべて日常の中にある。科学なんて徒に知見を増やして、
またその何倍も未知の疑問を増やすランニングホイール。ア
ルキメデスよりか現代の中学生の方がよほど知識の量は多い。
だから進歩史観なんて科学技術だけなんす。でも進歩か退歩
かはどっちもどっち。無駄に殺戮に手を貸してるしねィ。















 ポルポトダルフールは言うに及ばず、原爆や無差別空襲。
アウシュビッツの職員は悪魔ぢゃなくって、ごく普通のサラ
リーマン。家に帰れば良き親父。中国やロシアでも組織的な
大虐殺は歴史上の茶飯事。これらを(狂った悪人の仕業では
なく)ヒトの本性として、目を逸らさずに凝視し、それらが
どのようなヒトの美徳の裏返しであるのかを真摯に研究する
のが、本来の知性ではあるまいか。

















 せっかくヒトは見たくないものをも見つめれる能力が備わ
ってるのにねィ。社会学、心理学、脳科学の最大のターゲット
でわあるまいか。
あ、小説家でもいいや。芥川賞の会見を見てそーおもたぞ。
















ダハ ダハ ダハハ