12月28日(水)こだわりの榎田くんシリーズ。その1


 こんにちは。相変わらず北風小僧が吹き荒れる冬日。ビュー
もう街路にはサザンカくらいしか目を楽しませるものなーし。
今夏イロエロと楽しませてくれたオジギソウの種を採取す。
草は死して種残す、虎は死して皮残す、我は死して断捨離の
残骸を残すと。













 人間ってのは実に下らんところにこだわるもので、以前に
挙げた「ハイデガー(京都学派)」と「ハイデッガー(東京
学派)」のような争いは昔からあったのですね。例えば今も
漢字の読みに複雑さと混乱と奥深さを与えている呉音と漢音。
「自然」はジネンかシゼンか、「人間」はジンカンかニンゲ
ンか。これは偏に坊主と学者(儒者?)の勢力争いであって、
平安の昔からズーっと偏屈争いをしてたのれすね。こういう
こだわりの榎田くんは教養人に多そうですねぇ。プ















 Lifeは生命から生活、人生まで日本語では幅広いですぅ。
しかし「生」というのは共通してます。でも日本語での読み
は極めて多いです。「せい」「しょう」「いきる」「うむ」
はえる」「なま」「き」とか訓読みの当て字まで含めると
物凄く多いですね。名称まで含めると羽生(はぶ)名人とか羽
生(はにゅう)の宿とかもう切りがありません。












 由来は古い順に、訓読み→呉音→漢音→唐音→北京語

文字  訓読み 呉音   漢音  唐音  北京標準語
明  あかるい ミョウ   メイ  ミン  ミン ming
行  おこなう ギョウ   コウ   アン  シン xing
京  みやこ  キョウ   ケイ   キン  ジン jing
暖  あたたか ナン   ダン   ノン  ヌアン nuan

読み方が沢山あるわけだわな。辺境民。














 ぜんぜん関係ありまへんが、「民意」ってなんなんやね?
大御心(おおみこころ)に対する民意(たみごころ)かっ?
これは極めて抽象的な概念で、我らはあると思い込まされて
いるが、実はまぼろし。我意や貴意はあるけど民意ってのは
実はその実態はなーい!のれす。一億三千万人からの抽象の
仕方で変幻自在。世論調査だって高々数千人のサンプルです
からね。それにサンプルのランダム性や直前の誘導によって
も変わるし。ま、普通は大手メディアの論調や著名文化人の
発言で左右されるものと思っても良い。制度的には総選挙で
の投票によって決定されると教育されてきたが、これも選挙
制度でかなーり変わりまふ。つまり絶対的なる価値観でわ無
くって、便宜的な手法の一つが民意っつうもので、その実態
は「尿意」と大して変わらんがな。プ



 いやいや、「尿意」の方がまだ身体性に依拠しているから、
地に足が着いていると言えるのでしょうかね。








ドッボ~~~ン