11月27日(日)「出来るからやる」、と「やるべきだ」というのは峻別すべきだっ!

 こんにちは。うす晴れ。もう少し気温上がるかと思った
が15℃前後。湿度低く乾燥。新宿から四谷まで歩く。迎賓館
まえの並木がきれいに色付いていた。













 大阪ダブル選の速報がでていた。維新の会優勢とか。東京
だってシンタローが勝ったんだから橋下さんが勝ってもおかし
くない。既存政党に対する失望感が齎した結果か。シンタロー
だって「震災は欲ボケに対する天罰だっ!」とかボケかまし
てたが、実際の行動は被災地の瓦礫をいち早く受け入れる
決断をしたのだからやるときはやる。ハシモトも以前の発言
通り、沖縄の米軍基地を余った空港にいち早く受け入れたら
流石とゆわれるのかな?それともプチナチになるのか注目!














 春には新芽が萌え出で秋には紅葉し落葉するのは植物が
季節を感知できるから。動物同様に植物も24時間周期で時
を刻む体内時計を持ってます。これを基準に日照の長さを
計って、イロエロな体内ホルモンを産生するのです。特に
花を咲かせるフロリゲン・ホルモンは植物を単に大きくす
る栄養成長から、生殖成長モードに切り替える花咲か爺い
の役割をします。















 蛋白質の産生を指令する遺伝子はヒトでは約22000
ありますが、一般に植物ではこれよりも多いです。シロ
イヌナズナという標準植物には遺伝子が27000もあり
ます。これだけのたんぱく質を常時作っているのか?と言
えば、さにあらず。いつ作るかは転写因子というたんぱく
質でスウィッチを入れるのです。これはヒトで約1800
シロイヌナズナで2000個ありますから、一つのスイッチが
働くと10個以上の遺伝子の転写が始まることになります。














 この転写因子にはアクセルにあたる転写活性化因子とブ
レーキにあたる転写抑制因子があります。植物はこのアク
セルとブレーキをうまく使って適時的確にたんぱく質の産
生をコントロールします。しかしこの転写因子の機能はま
だ全て分かっている訳ではないのです。それで遺伝子工学
の手法を使って、このアクセルやブレーキを壊してどんな
植物ができるのか観察し、その役割を調べようという研究
が行われています。
















 それで未だトライ&エラーの状況ですが、幾つかの貴重
な知見が得られつつあります。あるスイッチを壊したら葉
っぱが丸まってしまったとか、背が寸詰まったとか、花が
茎から生えたとか、めちゃくちゃな植物ができます。でも、
ときに有用な変化も見られます。例えば、低温でも成長す
るとか、塩害に強いとか、乾燥に強いとか、葉っぱがモリ
モリと茂るとか、花弁がすごく多くなって綺麗だとか、未
だ研究途上ですが可能性の大きな分野です。今後、収量の
多い作物とか、早く成長するとか、炭素を多く吸収すると
か、イロエロな応用が期待されます。
















 ま、研究者は斯様に申しておりますが、こんなに自然を
弄っちゃってホントに大丈夫なのかねぇ?って一抹の不安
は残ります。テクノロジーってのは出来たら使うって指向
が強いですからねえ。原発ぢゃないけど、使ってホントに
大丈夫?って検証にはいくら時間と手間を掛けても掛け杉
と言うことはないでせう。 でしょ???













 好奇心と達成感だけに釣られると、トンでもないことに
なりまふYO〜〜〜!(マカオのカジノとかパチンコとか)














スパ~~~ン