10月13日(木)ごく日常のようでいて、異次元に引き込まれていく不思議



 こんにちは。もや曇り。遠方は全て靄に包まれる。23℃。














 放射線って目に見えないから色んな騒動が起きるもんすね。
世田谷のは空き家の床下の変なビンが原因らすい?原発
故が起きなけりゃ、付近の人は気づかずにズーっと被曝し
続けたってことかよ。オイオイ 
 見えなけりゃ無いも同じとはいかんぞなもし。一方、船橋
ではもっと高い放射線が確認されたとか。ブルブル 世の中、
どこに不幸の種が転がってるか分かりまへんえ。これはセレンデ
ィピティ(思わぬ幸運)の逆の現象。バランス取ってるんかよと。



















 夕方少し暇がでけたんで無人島に行って見た。いや、渋谷
の藝術は爆発だあ!壁画におもすろ付録を付けたグループの
チムポムが「SURVIVAL DANCE」って展示をやってて、
それが10月15日までなんだ。けっこう枠にはまらん展示で
戸惑ったがインパクトはあった。渋谷で獲ったスーパー
★ラットを真っ黄色な剥製にして方々に配置。採った時のビ
デオを放映して臨場感を出すと。世の中を生き抜くためのサ
バイバル・ガッツを前面に打ち出しながらも、そこはかとな
い哀愁。益獣も害獣もないわな!つうニーチェに繋がる「生
の無垢」、「生の肯定」に繋がるとおもた。はたして彼らは
善悪の彼岸に辿りつけるのれせうかっ!世に阿らない姿勢は
極めて評価できますっ!


















 一方、反原爆、反原発の立場を芸術表現でそれに真正面か
ら対峙する姿勢は堅持しながらも、それを明るく楽しく生き
て行くことに昇華しようとする姿勢は、イデオロギーとアー
トとの狭間を如何に生めるかという課題を提起する。
広島原爆の直後家族の行方を求めて2か月探し回ったが、と
うとう発見できず。とある瓦礫の中に小さな灯がチロチロと揺れ
ているのを、その魂と思い定めてその火を持ち帰り、以来
絶えたることなしと。その火が小さな蝋燭に移されて展示場
の隅でゆれてました。
















 生命は実体ではなくって現象(作用)だとすれば、その
メタファーは流れに浮かぶ泡沫(うたかた)よりもむしろ、
揺れる炎のほうがぴったし合っているような気がした。
炭や松明や薪や蝋燭に次々と乗り移るが、連綿として絶えな
い現象!このエネルギーの継承が生命現象の本質なのかもね。
生命エネルギー礼賛のニーチェがほんの少し感じれるかもよ。


















 ズッシーーーーーン

















 そうそう、脚立が置いてあって、それに登って天井裏を覗
くと、そこにはまた一つのおもすろい世界が展開されていて
驚かされますた。展覧会で異次元を覗くってものあんまし無
い体験ですよ。それに無料!ドモドモ