9月29日(木)自衛とか差別とか、とても難しい問題について(力量不足)


 こんにちは。北のち南寄りの風、晴れ。爽やかな夜明けな
れども、午後から気温上がり25℃に達したかも。
公園のわき道を帰ってきたら銀杏のにほいがプーンと鼻を突
いた。もうそんな季節か?はやすぐるぅ!











 わたしが良く見るブログに弁当さんと黙然さんがありまふ。
お二人とも主に新聞記事に辛辣な批評を加えますが、対象と
する新聞が正反対なのでバランスが取れるのです。例証(冷
笑?)と仄めかし(もちろん本人は博学多才)の弁当さん、
独特の解釈で正論を完膚無きまで(ねっちりと)disる黙然
さん。芸風は違えどマスメディアを盲信するの愚を啓く啓蒙家。
















 で今日取り上げたのは黙然さんの日記でコメンター(
id:takamm)とブログ主(id:pr3)がお互いに失望し合う
事態が生じたからです。
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20110929/1317242101













 そもそもの始まりは黙然さんの9/22エントリに対してタカムム
さんが”「被曝を恐れること」と「差別」は全然違うと思います。
”つう趣旨のコメントを付けたところから始まりまふ。
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20110922/1316703424













タカムムさんは原発反対派と思われます。被曝は政府・東電が
悪いのだっ、我々には被曝を怖れる自衛権があーる!それを
差別とか言って抑えるのはけしからーん!もっともっと恐れて
もイイのだ!つう正論。これも何となく分かる希ガス















 正当な自衛(いや正当だとしてね?)と差別の狭間、ここに
生身の人間の視点を投入したのが黙然さん。「彼らも好きで
被曝した訳ではなーい!現場の人間を忘れて口先だけの正論
じみたのを言っててもしょうがなーい!全く理解不能!」と煽
ったら、タカムムさんは失望してしまったと。かみ合わない
議論の最たるものでした。















 ちなみに独断的な総括ばっかしぢゃ無くってわたしの意見
を述べますれば、正当な範囲の防御は必要だが、それも現地
の人を思いやる心情を持って控えめにやってねっ!と言いた
いです。これはイロエロな感染症などにも当てはまりまふ。
ペスト(カミュ?)とかエイズとか・・・。ましてや放射線
障害は低線量領域では”人に病気がうつる”なんてまずない
でしょ?障害自体も長期的で学説が分かれてるくらいですか
ら。














 しかし、日本人の過度な放射線過敏症も歴史的な経緯から
して分からんこともない。でもね、でもね、そんじゃ故なく
して放射能被爆地帯に居住してた人々を更に苦しめてイイん
かい!つう惻隠の情も湧いてくる。そんなに利己的な自衛ば
っかしするんなら、お台場の埋め立て地に放射能汚染廃棄物
を持ってきてしまえい!と言いたくなりまふよ。


 こんなんをネットで拾ったから、諸君も自分の精一杯の想
像力を駆使して感じてくんろ。

 http://blogs.yahoo.co.jp/ayumu_kun2005/11868806.html

 でも、この例だって多少放射線の弱い地域人の例だすが、
ホントの悲劇はもっと高放射線地域の人々だす。自衛もイイ
が、ヒトとして想像力を使う領域がちげーだろ?ってな感じ。
いや、ホントに自衛はイイんだよ。当たり前の権利だからね。
でも、惻隠の情ってのがね。多少必要かと。古いのかな?















 とか書き散らしてたら、京都大文字焼きの松明を思い出し
た。あの時は、ホントにがっかりしたなあ。もう京都には
逝きたくなくなった。エンガチョの思想!古都京都。














 もう一つ思い出した。厨房の頃、ちょとひだりよりの新任
教師が言った言葉。「君たち募金とか寄付とかはイイことだ
と思っているだろ。でも、それはホントは違うんだっ!そう
言うことをすると、政府がちゃんとした政策で困った人を救
うという政治を阻害する。だから、そういうことをしてはい
けないんだ!」と力説してますた。














 なんか、言ってることは正論そうだけど、とてもイヤ〜な
気持ちになりますた。理屈はともあれ、今日の食べ物、寝る
場所に困ってる人を助けることも悪いのか?んんん?とかね。
でも長期の正論、短期の感情ってなとこもありまふから、ど
っちがエエのんかは、未だに分からんですぅ。正解のない海
にただよう漂流者?













ドアフォヂャ、ドアフォジャ、オオマヌケヂャアアア!ハンズルカスイモレ