9月24日(土) 人類の可能性についての考察


 こんにちは。秋晴れ。引き続き涼しい。10月下旬の気候と
か。プ  注意しないとこの頃に夏バテが出ますよ。疲労
突然やってくる。はあ〜


 ビオトープで一休み。メダカの上をギンヤンマがホバリング
ここは極めて気の休まる場所だっ。


 広汎性発達障害というのはかなーり広く認められまふ。
この20年で10倍も増え、とくに男性では50人に1人の割合
だと言われております。これは鬱と同様、診断基準の精密
化によるところが大半でせう。


 その素因も遺伝が優勢だと言われとりもす。1卵性双
生児では60%から80%が共通に発症するのに対して、
そうでない普通の兄弟は2〜8%にすぎません。4個
程度の関連遺伝子も見つかっていて、軸索の伸長やシナ
プスの接着に関係するようです。特に長い神経線維が
不足し遠隔との通信が滞るようです。


 3歳以前の診断で、目が合わない、言葉の遅れ、繰り
返し行動などが顕著に現れます。しかし元々が神経線維の
接続という問題ですから、訓練によっていくらでも取り戻
せまふ。神経接続の可塑性という特質は、近年のリハビリ
でも証明されておりまふ。しかし、そのままでも極めて論
理的で頭が良いといふ特性は残りますから悲観するには及
びません。精密化された診断基準に照らしても、過去の天
才の大部分はこの症状を呈しておりまふよ。



 心の理論(他者が自分とは違う信念を持っているという
ことを理解したりする機能)が障害されますので、社会
生活では多少の不便がありますが、なに、気にしなければ
大した壁にはなりません。前掲の神経線維仮説に基づけば、
近距離の接続は密度濃く、長距離の接続が不足すると。こ
れにより、部分的な細かい作業や記憶は得意であるが、全
体を見通したり他者との共感を維持するという能力には欠
けると。一長一短と言ったところでしょうか。



 ひょっとして、これは人類の進化の方向性かも知れませ
ん。ただ単に現在の人間社会の暮らしに適応していないと
言うだけです。共感よりも独創!と言う時代が来るかも知
れません。いや、来ないとしても人間存在の幅を増やして
おくことは、決して種の存続の邪魔にはなりまへん。



 できない事ではなく、できるところに目を向けましょう!
さすれば人類の未来は明るいのぢゃあああ!!!




 脳内解析もイロエロな脳内化学物質の働きから、次のステ
ップへ、即ちグラフ理論によるネットワーク解析に乗り出し
たのじゃあ。今後、より総合的な理解が期待でけるどっww



ブヨ~~~ンブヨン