9月4日(日)生命の横溢を見るにつけ、枯渇をおもほゆ



 こにちわ。引き続き雲の多い天気。時折驟雨、時折晴れ。
台風過ぎて雲残すと。内陸は比較的爽やか。荒川や江戸川
は溢れんばかりの濁流なり。















 内陸へ友人の見舞いに行く。一心に話を2時間聞く。それも
人生。なんかやり切れない気になって、あるべき姿なんか押し
つけれなくなった。なんだよ、あるべきってのは。そんなの
あるのかよ。誰が決めたんだ!そんなものを。

















 上野で降りて散歩してたら、「藝祭」ってのをやってた。
学園祭で騒ぐんは学生の特権。屋台を梯子して、結構飲んで
しもた。したり顔の大人は色々と批判顔ですが、こうやって
騒ぐ青春をもう忘れてしもたんかい?変なことに悩み、変な
自信を持って、何にでもなれるっつう万能感を、もう忘れて
しもたんかい?


















 まだ「BORN TO RUN」つう本を抱えて読んでる。動物は
走り回ってなんぼじゃい!走れば命の泉湧く!走れば自分
を捨てて生きれるんぢゃい!走ることは愛なんぢゃい!愛
ってナンダ?そりは自分を捨てること。Fight or Flight!
どっちも自分を捨てなけりゃでけまへん。


















 だいたい人の生き方にいちゃもん付けれる人はおるんかい?
カゲロウの1日の一生も、ヒトの80年の人生も相対的には大差
なし。生まれて生きて氏んでゆく。その時にはその時の感動を
以って生きるに如かず。他に何の理由があろうかと思うたなり。
屋台の隅で一人静かに泣く男ありて、愚痴をこぼすなり。憐れ。




















 精神エネルギーってのも保存則あり!って意見を聞いた。
マイナスもプラスもエネルギーの絶対値には変わりなし。
マイナスのエネルギーを溜め込んだ者も、ある切っ掛けで
フッとプラスに変わることがあるらすいんだ。実在論的だ
けどね。だから大悪人があるとき、大善人に変われること
無とは言えん。梯子もしやわせに暮らしてるんかなぁ。



















 近頃は愛だ蜜おさんじゃないけど、ワンフレーズ人生訓
が流行ってます。妙に納得して安心しまふ。でも、根拠なし。
「どじょうがさ、金魚のまね することねんだよなあ。」の
泥臭さが一気に支持率を上げたとすれば、危険の徴候。
政策の本旨を知らずして、ワンフレーズに反応する従来と
同じシステム。だいたい諺なんてみんな正反二種類あるから
ねぇ。何の根拠もなく、ひっそりと人々の心の奥深く忍び込
むフレーズたちの産みの親は誰でせう。

















 とか言いながら、勝った負けたのお子ちゃまディベートにも
もう飽きた。論破した漏れがゲームの勝者っつう自己満足。
ホントは自分の知らなかった論点に目を見開かされて、ロン
パされた漏れが儲かった!つうのが正しいんじゃねえの?
論破したってジビンはなんら成長しねーもんね。プ

















 余りにも幼児的なネット電波界隈にも、そろそろ限界が来た
のかもね。自分の知らなかった論点、自分が誤った解釈をして
いた認識を修正しつつ、お互いに高め合うネット議論が盛り上
がらないのは、あまりにも個人のトラ馬が深かりし所為なのれ
せうか?それならそれで極めえ悲しいけどね。論破してナンボ
のもんぢゃい!人の言い間違い、論理矛盾、感情的にさせて揚
げ足を掬う。理性の憲兵面。いつも油断なく間違いを犯さぬよ
うにビクビクして発言する何処に笑いや喜びがあるんじゃい♪

















 矮小化する界隈を尻目に、楽しみにふけるヘンリー・
ダーガーになりたいもんだ。表現は表現自体が力なーり!


















 プッハ~~~




















 グダグダと結論出さずに、何時までも考え続けるのを
「知的肺活量」といひまふ。安易に結論に飛びつく人は
肺活量の少ない人ですぅ。ワンフレーズで安心する人も
同様ですね。ぷ