12月4日(土)皇国まさに第4次工業化社会を迎えんとす、各員一層奮励努力せよ


 こんにちは。快晴。気温平年並みに戻る。朝の白富士と
夕方の黒富士が綺麗。黄色い陽射しが師走を思い起こさせる。
上空のジェット機も丸見え。けっこう飛んでるんだなあ。
ああ、どっか遠いところへ行きてえなあ。遠い眼。遠視。











 丸ビルの地下でサンドウィッチを食ってきた。植物工場
カフェって究極の産直なんすね。「サブウエイ野菜ラボ」と
いうの。水や肥料、温度・湿度・光を完全にコントロール
て無農薬で栄養のある野菜をビルの中で作ってます。










 1次産業は従事者の縮小や高齢化で年々細ってきて今では
労働人口の数%になってまするが、これを都会の中の工場
でやろうという試み。欧州では太陽光植物工場がかなり先行
していて一つの産業分野を確立してます。そこで野菜や花卉、
果物などを栽培(いや製造?)してコストパフォーマンスを
高め立派な企業として発展してますのだ。










 日本は個別技術や園芸種苗学は発達してるけど、それらを
統合して一つのシステムとして纏め上げ、なおかつ産業とし
て育成する綜合政策とヴェンチャー精神が全く欠如してます
たぁ。ただただ農家の収入補助や箱物でお茶を濁してきた付
けが現状の農業先細りに拍車を掛けてましただ。しかしTpp
とかグローバル化の大波が押し寄せこのままではイカーン!
との決意の元ようやく159億円の予算が付いたは昨年。
これから省庁の壁、学会の壁をぶち壊しあたらすい農業の姿
を茂作するのは何処の百姓ぢゃあ。










 水や肥料の効率を一桁あげ、周年10回の季節によらない
収穫をあげ、値崩れも無く、虫害もないから無農薬であり、
更にゲノム技術を使って顧客の好みを先取りし、甘いピーマ
ンや果物のようなトマトなど何でも製造でけるぞよ。これぞ
我が農耕民族大和びとの究極の産業と言わずして何とする!
1本の苗から60トンも実のなるトマトの木なんかもあるでよ。
どんどんおもすろい品種がでける夢の産業。さあ若人よ、集え
植物工場へ!!!











 とわ言え、ビルジングゥの中で農業やるのも何か味気ない
から、せめて屋上庭園には色んな野鳥を呼び寄せたいもんだ。
漁業もどんどん工場化していって、完全養殖でける品種も増え
てきたから、そのうち1次産業ってなくなるかもね。みんな
産直でレストランが材料をじびんで製造すると。たっは〜














 そう言えば、あまり本件とわ関係ないけど工業製品を部品屋
の近くで作って船で何週間も掛けて消費地に運ぶのは在庫過多
でムダだから、船の上で作っちゃおう♪という蟹工船みたいな
発想を、実際にやってた会社があったな。今はどーしてるん
でせうね? ま、世の中アイデア倒れつうのは多いけど、実際
に実行したというから当時は関心を持ってたんだけどね。














 植物工場もきっとエエことばかりじゃないよ。デッカイ壁が
たくさん立ちふさがるでしょ。技術面や企業努力面ばっかしじゃ
なくて、社会面や政治面で旧来勢力の反対運動とか。それらを
乗り越え、継続的な努力を注入でけるかは、偏に諸君らの夢と
熱い思いにかかっているんぢゃあああぁぁぁ〜〜〜!!!!!
















 ま、あんまし居るとは思えまへんが、興味のある御仁は
一度丸の内界隈を訪れたらよかんべえ。










ドモドモ