こんにちは。秋晴れ。青空が白くかすむやや涼しげな日なり。
パソコンで動画を見てたら、お誘いが掛かって銀座で飲む也。
約10日ぶりにて脳髄にアルコール滲み込みゆかば楽天的気分。
しかし、現状は悲惨也。巷に雨の降る如く、我が心にも涙降る。
こんなん見っけたよ：
「裸踊りで社会運動」のTED、デレク・シヴァースの2分間
スピーチ。変てこりん？それともちょと違うだけ？
TEDは学術、娯楽、造形分野で広めるに値するアイデアを
発信するNPO団体です。今流行ってますぅ。「社会運動をどう
やって起こすのか」のデレク・ジーターの裸踊りの定理で有名
ですね。さて今日は「変てこりん？それともちょと違うだけ？」
についてご紹介しませう。
概要：
シーン１：アメリカのある都市で日本人に道をきかれました。
J：「すいません。このブロック（地番？）は何と言う名前れすか？」
A：「え〜と、こちらがオーク通りで、あっちがエルム通りですな。それとこれが26番通りでそこが27番通りれすよ。」
J:「おｋ、でもこのブロックの名前は？」
A:「ブロックには名前はナインれすぅ。名前は道に付いてて、道の間にある名前の無い土地がブロックれすぅ。」
日本人はガックリと混乱して歩み去る。シーン２：一方、あなたが日本の何処かの道に立っていて、誰か近くにいるしとに聞いたとしますぅ。
A:「すいまへんが、この道は何と言う名前でせうか？」
J:「ああ、向こうが17番地（ブロック１７）で、こちらが１６番地れす。」
A:「おｋ、でもこの道の名を知りたいんですぅ。」
J:「道に名前なんてありまへんよ。番地（ﾌﾞﾛｯｸ）に名前が付いてるんです。ちょとググッてみませう。こりがﾌﾞﾛｯｸ１４、１５、１６、１７、１８、そして１９れすぅ。ﾌﾞﾛｯｸには名前が付いてますぅ。そしてﾌﾞﾛｯｸ間の名前の無いとこが道なんです。」
A:「おｋ。それなら君の家のｱﾄﾞﾚｽはどうやってわかるんでしょうか？」
J:「簡単です。ここが８丁目（ﾃﾞｨｽﾄﾘｸﾄ８）です。その１７番地（ﾌﾞﾛｯｸ１７）の１号（ﾊｳｽﾅﾝﾊﾞｰ１）が我が家ですぅ。」
A:「おｋ。すこし歩き回って調べたけど、家の番地（ﾊｳｽﾅﾝﾊﾞｰ）は順番になってませんでしたよ。」
J:「そりゃそーだ。建てられた順番に番号は付きますからね。このﾌﾞﾛｯｸで最初に建てられた家が１号れす。２番目が２号、３番目が３号です。とてもイージーで分りきった事でしょう。」
シーン３：それでわたしは時々地球の裏側に行くことが好きなんすよ。自分達が意識せずに仮定している事に気が付いたり、その逆だってまた正しいって事に気付かせてくれますからね。例えば：
漢方医はあなたの健康を保つことが仕事だと中国では信じられてます。だから毎月健康に過ごせたらあなたは漢方医に金を払います。病気になったら金を払う必要はありません。漢方医は（ｱﾒﾘｶのように）病気治療ではなくって健康維持で稼ぎますぅ。
シーン４：多くの音楽で、わたしたちは1(ﾜﾝ）をダウンビートの開始に使います。１−２−３−４♪ しかし、西アフリカの音楽では１（ﾜﾝ）はフレーズの終わりと考えられ、文章の終わりを示すﾋﾟﾘｵｯﾄﾞのように扱われます。フレーズの中ではなくって区切りとして聞くのれすぅ。２ー３ー４、１。
シーン５：そしてこの地図（逆さの世界地図）もまた正確なものです。
「何であれ正しいこと、の逆もまた正しいのだ。」という印度の格言がありまふ。それで、諸君はTEDでも他の何処でも、素晴しいアイデアを思いついたり、聞いたりしたら、その時は思い出してね！「その逆もまた、正しいかもしれない。」とね。ｱﾝｶﾞﾄ、ｱﾝｶﾞﾄ、ｱﾝｶﾞﾄさん。（ヨウツベ録画より書き起こし）
微妙に事実とは違う認識ではあるけれど、大筋では合って
る希ガス。細かいこと言わねば、言いたいことはわかる。
ニューヨークで場所を聞いても通りの名前しか分らない。
東京で場所を聞いても地番しか分らない。漢方では健康なら
金を払うが、西洋は病気になって医者に掛かると金をはらう。
世界地図は逆さに眺めてもホントは同じだ。見方の相違は
文化の違い。「何であれ正しいことは、その逆もまた正しい
のだ。」認識の相対化を2ﾐﾆｯﾂでｱﾋﾟｰﾙでけるデレクの才能も
すんばらすい。今TEDがあちゅいれすぅ！
ｼﾞｬﾝｼﾞｬﾝ
