11月26日(金)物質面から見れば、免疫機構は「わたしとは何か」の一つの解?

 こんにちは。薄曇り。思ったほど気温上がらず。でも夜は
思ったほど気温下がらず。並木道にはケヤキのブラウン・
カーペット。あたま痛い痛い。ズキッ










 たちゅるくんが政治家は腹だぁ!とか叫んでるけど肝据えて
戦争に突入されても困るんべえ。ビクビクしてるくらいが丁度
エエんだす。それとも核まで含めて軍拡競争に突入しますか?
チキンレースではガイキチの方がつおいんだい。そのうち病気
自慢みたいに「俺のほうが逝ってるぞお!」、「いやいや漏れ
の方がもっと電波だい!」とかガイキチ自慢が始まったりして。
いや、もう既にどっかで始まってるような希ガス。しかし国内
政治はやっぱし太っ腹でやって頂きたいから、夜はクラブなん
かで呑まずに、座禅で肝を鍛えてほすいですねえ。仙菅さま。












 今冬もいろんな感染症が蠢きだしましたねえ。ノロとかフルー
とか。浜の真砂とウイルスの種は尽きねえ七里ガ浜♪本来なら
宿主との共生を図って侵入して来るんだろうけど、毒素なんか
を出すからやっかいだ。世界中で少なく見積もっても感染症
因で亡くなる人は年間千五百万人は下りまへん。特に5歳以下の
幼児の比率が高いです。










 そこで登場するのが免疫機構でやんすよ。これはどう考えて
も凄いです。免疫つうのは我々が生きてる基本かもしれんぜよ。
まず。遍く存在するあらゆる異物に対応でける「多様性」、
それでも自分のかだらは認識して攻撃しない「自己寛容」、
それから一度獲得した免疫は生涯忘れない「免疫記憶」という
三大特徴を持ってます。が、時折構わなくっても害のないの(
花粉など)に過剰反応したり、自己を攻撃したりする自己免疫
疾患など悪いこともします。この辺も生物の生物たる所以みた
いでかわゆい。












 この免疫多様性の機序を発見したしとは利根川ハカセ。彼は
今リケンで脳科学のボスを務めてまするね。相変わらず態度は
太いがおつむは切れる。で、そんな機序(どんな機序?これは
説明するもモドカシイからパス)であらゆる異物にそれぞれ対
応でける色んな種類の免疫細胞が胎児のうちにでけますのだ。
それで出生してすぐに自分の体内物質に対応する免疫細胞は皆
死滅してしまいますだ。つまり自己とは膨大な免疫細胞群に
空いた穴ぼこであーる。そして残った免疫細胞群もその人が
さらされる環境によって皆違ってきます。たとえ一卵性双生児
でも免疫は異なります。これは後天的な獲得形質。全てがゲノ
ムで決ってる訳ではないんすよ。遺伝子の発現が環境によって
変わるのはこの他にも一杯ありんす。これを称してエピゲノム
調節とかエピジェネティックスといいまふ。学習や経験によって脳の
接続強度が変わる脳の可塑性も後天的ですね。だからトンビが
タカを産むこともあるんです。全部遺伝の決定論ではないとこ
は我らが人生に幾分かの自立性を与えてくれまふね。









 とわ申せ、自然免疫などゲノムで決ることも多いですから、
我らのかだらは内なる要因と外からの働きかけの双方に対応し
た微妙なバランスの上に構築されてるのです。花粉症や喘息、
アレルギーはたまた自己免疫疾患などにもゲノムの手が入り有効な
治療法が確立されるのも、そう遠い未来ではないでせう。ガン
の免疫療法やゲノム治療も一部実用化されてるぞなもし。












 でも、結局最後は寿命ってなものがのこりまふから、どこ
まで行ってもQOL(人生の豊かさ?)が問題なのれすね。さて、
それは何か?こればっかしは各人が考えるしかなかんべえ。
漏れ?もれはよーわからんけど、人を喜ばしたり、人のために
なれれば嬉しいけどね。しかし、これはもう少し負の面も考察
しねーと思惑倒れになるかも試練。また書くかも。どもども。










ドーモ