10月12日(火)とても古い国家観に捉われて痩せ我慢してみたど


 こんにちは。朝のうち一時雨。概ね曇りですが、高層雲で
陽射しも出たりしてたから正確には晴れとも言えるでしょう。









 霞ヶ関方面に行ってきた。中国のQちゃんこと曲徳林(クュー
・ダーリン)教授が来てるんだと。この方は清華大学(チンホア・
ダアジェ)で日本研究センター長をしています。日中友好
主導する知日派で学術交流の要であります。昨今の両国保
派同士(弱腰とか言ってる人すべての呼称)のゴタゴタで
いたくこころを傷めてますた。












 ま、両国にはイロエロな立場のお方がおられますから発言
には細心の注意が必要な時期。科学と社会の交流(文理融合)
を日中間のみならず東アジア共同体に拡げたいとのこと。
学問、オタク文化、経済が主導するってのも悪くはない構想。













 清華大学には学部生14000人、修士14000人、博士7000人が
いて、教授が3000人いますが300人は日本留学組み。この人材
を生かさずして日中学術・文化の交流はなーいと鋭意資金を
募り30億円を目指したが2億円しか集まらなかったとか。ホゲ
蓮舫大臣さん仕分けの一滴で何とかしてくれんかなぁ?












 この清華大学は「言葉よりも行動を重んじよ!」との松下村
塾みたいな校風にして、中国の大企業の発祥の基地となって
きましたが、GDPが世界第二位に上り詰めたこの時期、保守派
の威張りんぼと同期して、学問の重点を変えつつあります。
すなわち、産業の低付加価値製品の製造から「中国創造」への
転換を図るべく、大学も企業のサポートから基礎科学注力への
大転換を図りたいとのこと。












 中国内には人口に比例して有為な人材は多けれど、漢語が
邪魔してグローバルに人材を集め難い。海外留学組みは報酬格差で
中国には戻って来ない。しかし近年、世界第二位の経済大国に
なりそうとのことで、この際お国の役に立ちたいと若者のU-
ターンが始まっているとか。












 ま、学問インフラの再構築には時間が掛かるけど、あと20年
もしたら日本を凌駕してノービル賞大国になってるかもね。
協力している内にいつの間にかノウハウが全部吸い取られてい
る、っつう経緯に鑑みれば石あれば道アリという轍(わだち)に
既に嵌っているのかも知れませんねぇ。












 元や清みたいに日本が中原を制し得なかったのは、やはし海の
所為だと思えば、逆に海を利用して着かず離れずっつう付き合い
がエエのかもしれまへんね。人のエエQちゃんを見て、ついほだ
されると、豚でもないことになるかもYO〜!プ








プ:お〜っと、サッカー見よ。では、さばら。