10月6日(水)有名か無名か!実名か匿名か?それが問題ぢゃ〜!


 こんにちは。概ね秋晴れ。街中に金木犀の甘いかほりが
漂う季節。やはし匂いの秋ですねえ♪まつたけご飯食いてえ。













 なんなんぢゃ〜!最近またぞろゲシュタルト崩壊の兆しありて、
日常生活に支障アリ。街の巷を歩いていても、名前ばかりが
脳裏に飛び込んでくるのれすよ!唯名論ってなもんかい?
名前が無けりゃ世界も無い!ってなもんや三度笠。わたしが
見るもの聞くもの、あらゆる物に名前が付いているのですね。















 つうのは実は逆でして、物事の細かい特徴を区別して、そり
を分け隔てして、記号を振ったのが名前なのだから、分けて
分った心算になるのも無理はなーい。名前(記号)の種類は
認識の深度を示すのであーる。四季豊かな大和には色彩の名
前が物凄ーくいっぱいあります。翻って、雪と氷のエスキモー
では雪や氷の名前(モノクロ世界)が物凄く一杯あるとか。
















 これは前頭葉を発達させたヒトの特徴。名前で世界を認識
します。サルは視覚で世界を認識します。瞬間記憶力はヒト
よりか優れているとか。蝙蝠は聴覚で世界を認識します。三
次元空間を超音波の反射で正確に認識して虫を捕らえます。
モグラハダカデバネズミは穴の中で嗅覚で世界を認識しま
す。魚は水の細かい振動で世界を認識します。ああ、世界と
は如何に広く捉え所の無いものなのか?名前を付けて世界が
分った心算になっている人類も可愛いものではござらんかえ?

















 そういへば、「金剛教」に即非の論理ってのがあったな。
「山は山であって、山ではない。それ故に山である。」とか。
「所言一切法即非一切法、是名一切法」とか。存在するも
のすべて(一切法)というが、それは即ち存在するもの全て
ではない。それで是を存在するもの全てと名す。論理的には、
「AはAであると言うのは、AはAでない、それ故にAはA
であーる。」というトンでもない理屈ですう。
















 しかし、これは「唯名論」の神髄を語っているのですねぇ。
もともとおサルが自然を眺めれば、そこには只自然が横たわ
っているだけである。しかし土地が聳え立っているとこや、
高くなだらかなとこ、広い低地や、冠水しているとこがある。
ここまでは名前が無いから山も無い。しかし、上記特徴を
識別して、分割し分った心算になって、そこに記号を付す。
即ち、山、丘、平地、海、と為す也。と言語化したら、実体
化して、後は世界が言語で一人歩きする。つうのが前頭葉
認識。だから、最初から山という実体はあったかも知れない
が、山というものを区別する丘や平地や海という山でない
ものが出来たから山となった、つう分ける分る根源を示した
ものが印度の論理的(理屈っぽい)世界認識と言えるでせう。
光あれば影あり。のっぺりとエントロピー増大し尽くした世界で
は何も認識することがでけないという、極当たり前のこと
を言っているのですね。

















 「もし高校野球の女子マネージャーが『世界一美しいゲーム
理論』を読んだら」なんつうパクリを書いたら、ひょっとして
200万部くら売れるかもね、ヴェンちゃんどーですぢゃろ?















 おお、ノーベル賞おめでとう!これは実に役に立った研究で
すぅ。有機化学の革命パラジウムクロス・カップリング〜!
全ての研究には運不運、思いがけない幸運(セレンディピティ)があ
ってもそれは偏に努力の結晶。動物園の飼育者のペア・カップ
リングにも幸あれかし♪最近の科学はチーム活動が多いですか
ら、その内に「***チーム」が受賞!ってな事になるのかも
ね。日本はスポーツでも団体戦はつおいからね。駅伝とか??