7月21日(水)暑さボケにも程があるう〜とか


 ごんぬづば。晴れヒレホレ〜。36.5度の猛暑日。極端に
ちかりたあ。ビルを出るとムッと熱気が押し寄せるぅ。





 そう言えばシンガポールとかマレーシアで1日に10件くらい会社
訪問をするとね、これを1週間くらい続けるとね、完全に
廃人になります。いわゆる南洋ボケ。半導体なんかの熱試験
でヒート・ショックといって高温/低温を繰り返して耐久性
をテストするんですが、これと同じ。何しろビルの中はキン
キンに冷えてて外へ出ると地獄の暑さ。しかも駐車している
車の中はもっと高温。クーラーが効くころは次の訪問先に
着いて、またキンキンに冷えたビルの中。とこれを10回も
繰り返すと完全に体力を消耗し尽します。1晩寝て体力を
回復でけるのは3日が限度ですねえ。ですから海外のリサー
チを計画するときはあんまし無理なスケジュールは立てない
こと。ヤバイっすね、マジで命に関わりますYO。








 似たもの同士:「健康の為なら死んでも良い!」VS「
環境の為なら人類いないほうがイイ!」







 人間は人間として生まれるのではなーい。周りの環境によ
って人間になるのだあ。そしてその人間がまた環境を作ると。
いわゆる鶏と卵の相即関係。要素は全体によって作られ、また
全体は要素を規定すると。「一即多、多即一」かぁ〜〜つ!
















 ふむ。おもすろい話しを聞いたぞぉ。
有袋類(カンガルーなど)と有胎盤類(哺乳類なんか)の最終
戦争。昔々全ての大陸は一つに纏まっていますた。あるとき
何の弾みか大陸がバラバラにばらけて行きました。北米大陸
南米大陸も離れておりました。北米大陸はユーラシアと南米大
陸はオーストラリアと一緒になっていました。それぞれで動物
は独自に進化を遂げ北米は有胎盤類が、南米は有袋類が制覇し
ました。進化の収斂*1といってどちらにも全て対応する動物がい
たのですね。だから袋タイガーとか袋オオカミも勿論いますた。









 また数え切れない月日の後、たまたま北米大陸南米大陸
ごっつんこして繋がってしまいましたとさ。そこで同じような
形をした動物たちはお互いに遭遇することになったのです。
でも、知らん顔してお互いのテリトリーを守って共存するとい
う手もあったのですが、そこはそれ生物の本性は戦いにあり!
両大陸の食物連鎖の頂点同士が戦って有胎盤類が勝利を収め
たと。そしたら下の連鎖の全有袋類もあっと言う間にホロンで
しまいましたとさ。これは化石の年代分析などで明らかにされ
てる事実です。だから有袋類はオーストラリアで細々と生息し
ているに過ぎないとか。ああ、あわれ生物の絶滅の歴史よ!
たまたま偶然がさいわいし有袋類が優勢になれば、進化の収斂
から類推するに有袋人間が出来てたかもね。ブホッ

*1:ある環境である機能に特化した形態は種を超えて同一に収斂する。例えば、海中を高速で移動する生物は同じ流線型を持つのです。