こんにちは。曇りときおり陽射し。風がちょとつべたい。
花に浮かれている内に渡り鳥が消えた。ﾀﾊｯ
昔大きな原っぱだったとおもてたとこが実は小さな空き地
だと悟るのが大人になったしるしですぅ。でもその空き地
にはバッタから蝶々から鬼ヤンマやｱｶﾄﾝﾎﾞまで何でもいた
んだよ。不思議だ。きっと皇居からやってきたんだね。
西洋の自然観は旧約聖書の創世記。神さまが言葉と光か
ら世界を創造して６日間。最後に自分に似せて男女を作っ
たと。人間は神の似姿（imago Dei)。そして生めよ増やせ
よ地に満てよ。他の生き物はすべて人間のために神様が
用意してくれたと。だから十戒の殺生戒も人を頃しては
ならん掟。他の動物は頃してもお構いなーし。
一方、仏教の殺生戒は生き物全ては仏性があるのだから
頃してはいけないというもの。これは輪廻の思想で神様も
人間も畜生も行き来があるからですね。行いが悪ければ
人間も虫になってしまうと。それでカーストの下賤民を作
って動物を頃す職業を作ったのれすね。ズルーイ
日本ではこれを更にすすめて、「草木国土悉皆成仏」と
し、植物や山川まで全て仏であーる。とかいうスピノザの
汎神論にも似た思想を持ったのでした。
しかし、生きるとは必ず他の犠牲に立って成り立つこと
わり。われらは自らの身を以って他の生命の元となった命
に感謝しつつ御飯を頂かなくてはなりません。ごっそさん。
だからイルカやクジラをいただく時も、アーメンを唱えて
はなりません。由緒正しき「イタダキマス」と心から感謝
して食べねばなりません。などて、独善的なｷﾘｽﾄ教徒に
文句いわれにゃならんのや〜！
いや〜、考えれば考えるほど西洋は独善的やね。神さま
が自分に似せて人間を作ったなんて自分本位の考えはどこ
から出てくるのかねぇ？同じような地域で発生したユダヤ
教やイスラムの教えはどーなんだろ？ちょと調べてみる
必要があるな。しかし最近の仮説に従えば、現生人類は東
アフリカの一部族が全世界に拡散したとかいうことだから
近縁他種を絶滅に追い込んだと捉えれば、素性からして
あんましイイもんじゃねーな。頃し合いの遺伝子？
オオカミだって喧嘩しても腹を見せてひっくり返れば、それ
以上攻撃して頃しません。霊長類以外の動物には同種殺戮は
ない！と言われてんだから、人類はどんだけ下衆なんだよ！
とか言ってないで、核やテロの根絶をひそかに願う者に
幸あれと祈るくらいしかできないが、あんまし環境が良過ぎ
て天敵もいないと増え杉て絶滅ってのも生命の掟だから、「
命」ってややこしいんですよ。ﾀﾊﾊ
あ。タマムシから見たら、「ヒューマニズム」っつうのも
文字通り人間中心主義で実は独善的なんですね。所謂、偽善。
