3月11日(木)梅は散ったが、桜はまだかいな


 こんにちは。久しぶりに快晴。風が強いから富士山まで見える。
寒気はすこし温んだ感じ。土佐では桜が咲いたとか。







 桜と言っても染井吉野だけじゃなくって、オオカンザクラとか
カンヒザクラエドヒガン、カワズザクラなんかはもう咲いてる
かも。淡いカスミザクラや緑色のギョイコウは遅咲き。桜前線
そって旅してる暇人もいるのかな。









 最近興味を持ってる知覚(perception)問題で感覚性(sensory)
と志向性(intentional)つうのがあって、前者は受動、後者は
能動というのが現代絵画を見てて少し分かった気がした。例えば
アンフォルメル(非定形派)はキャンバスに絵の具ぶちまけたり、足
に絵の具を塗って走り回ったりして不定形な表現をしてます。
また本人も2度と同じ物を作れないんですから偽作もされないし、
唯一無二性が担保されてますね。版画とかの対極。










 これは認識の志向性を利用してるんぢゃないのかと。つまり雲や
壁の染みを見てイロエロな空想を巡らせる自由を見る者に与えて
いるのかな。具象で見方を強制しないだけ自由度が大きいとか。
でも、自由を欲っしない人には意味不明という弊害がありまする。












 ふとした疑問:「朝ごはんが一番大切。一日のエネルギーを補
充しませう!朝ごはんを食べないと頭も働きませーん。」とかいう
言辞はよく聞きます。栄養学の大家や教育者など。
 一方、「現代人にデブが多いのは、遺伝的に食いだめて脂肪がす
すぐ身に着く体質が生存に適していたからですよ。」とは進化人類
学者の言。人類がちゃんと飯を食えるようになったのはここ数百年、
あるいは農業・牧畜の始まった二千年くらい前から。それ以前の
数十万年は狩猟漁労の拾い食いで一日一度食えるかどーか。食え
たとしても夕方一食位ぢゃねーのかな?そんな体質を無視して朝飯
食えとは自然に反してるんぢゃねえのかな。タハッ