8月17日(月)特権に甘んじている者の自画自賛とわ


 こんにちは。晴れ。日陰はそんなに暑くない。秋かと。







 最近、深夜まで起きててTVを見てると90歳くらいのお爺
さんとかが戦争の証言なんかをやっている。もう今しか言う
時期がないとか。








 それでこれはぼくだけかも知れないのですが、目からウロコ
の事実。日本の軍人、軍属の戦死者230万人の過半が飢餓で亡く
なったんだって。戦いに生き残った人も殆んどが自決です。
ホントの戦死なんてずっと少ないんだって。これを見ると敗戦
は兵士の責任ぢゃねーな。軍事官僚のへたれの責任。ロジスティックス
の決定的な欠如。古代の諸葛亮だって街亭で糧道を断たれたら
泣いて馬謖を切って、ただちに撤退した。








 それで東ニューギニアとかガダルカナルに置き去りにされた部隊は大半
が飢餓や栄養失調、マラリヤなどの熱帯病で死んだのですが、まず
工員と呼ばれてた準軍属が死んで、軍属が死んで、二等兵が死ん
で、一等兵が死んで、下士官が死んで、生き残ったのの大部分が
将校なんだって。トップは自決した人も多いですが、その下の
参謀なんかは大部分が生還している。なかには国会議員になった
のまで居る。









 ノブレス・オブリージュって伝統は無いのかよ!とか思った。
第一次大戦の頃までは、戦死率の一番多かったのは将校だってよ。
特権者は威張るだけじゃなくって、それなりの責任が伴うって
ことが分かっていない田舎物の勉強秀才が恩賜の軍刀とか金時計
貰って舞い上がってたからオブリゲーションなんて忘れちゃったんだろ
うね。










 最近の世相を見ててそんな感想を持った。必ずしも歴史の相似
性ってそのまんま残ってるとは思いませんが、社会の遺伝子が
直ちに消滅するってことも無いような希ガス。時局切迫せるこの
国難に当たり(100年に1度とかの世界同時不況)、心を一つにし
て欲しがりません勝つまでは!に賛同しない者は非国民ぢゃぁ〜