8月5日(水)ああ、世界はなぜにかほど美しいのでせうか


 こんにちは。薄曇り&薄晴れ。湿度高く蒸し暑し。


不忍池ではピンクの蓮の花が満開。種がハチの巣状だからハス
だとか。早朝には、ポン、ポンと音がするのでしょうか。








 このところぶーたれ口調が目立ってるな。要反省。
世界は一つでも、それを見る人のこころの持ち方で見え方が
まったく異なるのだっ!つう考え方もありまする。いわゆる、
唯心論。子供の見る世界ははらはらドキドキでお化けが怖い
けど夢も沢山ありますね。大人はそんなに怖がらないけど、
夢も萎びて現実的な見方になりまする。ふ〜ぅ









 会社人間はビジネスから世界を見るし、芸術家は美の観点
から世界を眺めます。学者は客観的な事実から不変的な世界を
導き出そうとするし、水戸黄門は勧善懲悪の世界を見ています。
68億人の68億の世界。動物とか虫もそれぞれに見える世界を持
ってんだろうな。外界を認識しないものは生物ぢゃないもんね。

生物から見た世界 (岩波文庫) (文庫)
ユクスキュル (著), クリサート (著)

動物は世界をどう見るか ( 新曜社)(単行本)
鈴木 光太郎 (著)








 だからぼくも生き生きとした世界を見たいんだ。木漏れ日の
緑色。草原の輝き。坂の上の入道雲。トンネルの先にキラキラと
拡がっている真っ青な海。青い空に流れ往く白い雲。アカトンボ
の群舞。道端の露草にも造化の美。深い青に滲みこむ氷河の
割れ目。一面の銀世界。吸い込まれるような満天の星空。全山
の錦秋。一面に散り敷く桜吹雪。ああ、ああ、ああああ!




 




 一緒に暮らすのなら、見てる世界ができるだけ近いほうが
イイのか、はたまた全く違う世界を見ている人のほうがイイ
のか。これは迷うね。落ち着いた人生を歩みたいのなら前者、
波乱万丈の人生を歩みたいのなら後者になるのかな?でも、
異星人と暮らす訳ではないのですから、たった一つでも価値観
が一致してれば、それに縋って共に生きて行けるような気も
する。



 



 そうだ、今週は東京湾大花火があるね。一瞬の芸術、残像の
美。ズッシーンと腹の底に響く反響。楽しみですねえ。では