8月2日(日)時空を超えて、受け継ぐもの


 こんにちは。美奈さんお元気でしょうか。今日も曇りです。
ときどき小雨がパラついてます。今日は首に巻くと涼しい保水
ネクタイがほすいなと思い買ってきました。ホントこりゃエエ。






 人間に可塑性があるってことは、粘土みたいにイロエロと形
つくれるということかい?それはそーだと思います。生まれ
たての赤ちゃんは殆んど真っ白だからね。大人になってからも
、人は変わろうと思えば変われるらしいぞお。サヨカ
でも、変れると思ってないし変ろうとも思わないから変らない
んだってさ。要するに契機。







 でも、それまでに積み重ねた慣性つうか惰性つうものがある
から歳古毎に難しくはなるけど、不可能ってことは無いらすい。
その原因は脳に可塑性があるからだと。脳の構造の大枠とか
構成物質は遺伝子で決められてるけど、その配線の繋がり方は
大部分は生まれてから決まるんだって。だから人間の生き方は
決定論ぢゃないんだよ。人はおのれのなりたい者になれるんだ。
原則的にはね。








 つうことで人類はかなり遺伝子からは自由になれたんだが、
未だに社会とか文化とか習慣・習俗の軛〈くびき〉からは逃れ
難いつうことなんかい?だから優性論なんかよりも焚書坑儒
ほうが影響が大きいといへるのでしょう。カントやニーチェ
ニュートンなんかは独身なんだから遺伝子は残らない。だけど
知の遺伝子は連綿として受け継がれて行く、っつうとこが人類。







 
 それで更に人類はですねえ、蜘蛛の巣(WEB)とかネッツ
つうものに進化して、メタ・レベルで更に進化しようってとこ
なんかな?そうかな?そうとも言えるし、そうではないとも言
えます。まだ、今のところは似非ネットワークだからね。ウェブも
ホントに自立して有機的にネットワーキングーでければ、その可能性は
あるな。可能性だけはあります。確かに。








 世襲だって生物的な遺伝子というよりか、代々伝わった家伝
とかノウハウというのが小さいときから伝わってるのが大きい
んだろうね。それが人間。だから遺伝子鑑定なんて愚の骨頂!








 我らは千年の時間を越えて、昔の脳から現在に遺伝子を受け
取ることもできるし、万里の空間を越えて人々の思いを受け継
ぐこともできます。伝える意思と受け取る意思さえあればね。
これが言の葉を発明した人類の最も人類らしきところ。かな?