6月28日(日)はたらくこととは

 こんにちは。曇りのち弱雨。気温は高くないが、ムシムシ。






 「働くというのははたを楽にさせることだ。」というクサイ
言葉は良く聞いた。特に研修なんかでね。道徳や生き方では
多分良い事なんだろうなとは思う。でも経営コンサルなんかに
言われたくはねーやな。どーせ如何に効率を上げてお金を儲け
るかだけなんだからね。








 「働くことを通して、自己実現を図るのだ。」というクサイ
言葉も良く聞いた。特にハウツー本なんかでね。一つの生き方
であろうかとは思った。でも、ぼくは今でもこのことの意味が
良く分からないのだ。だいたい自己実現なんて言葉をハウツー
で使うなよな。自己実現ってワーカホリックのことぢゃないの
だろ?ぢゃお金か?名誉か?地位か?遣り甲斐・満足かい。








 アリンコは砂糖を集めることが遣り甲斐なのかな。ギリシャ
の奴隷は自由人にされたら失業ってことなのかな。もう一回
奴隷にして雇ってくれとか。森の中で採集生活をしてた頃の
自己実現とはなんぞや?そりはマンモスを仕留めて村中でお祭
りをした時でしょ。一番槍の人は英雄でムラビトの誇りとか。
んじゃ、やっぱし皆に褒められて頼りにされるのが自己実現
い?







 相互依存の他己実現のような気もしますが、他人の為に己
を尽くすというのがヒトとしての喜びであり本分であるとすれ
ば「はたを楽にする」つうのがやっぱし一番自己実現の近道
かも知れんなあ。







 しかし、良寛さんのように生涯お布施で漂白していた人は
どーなんだろ。宗教者とか芸術家は「はた(の心)を楽にする」
からやはし働く人なのかな。それぢゃ、そこに唯いるだけでも
両親とか兄弟とか周りの色々な人々のこころを楽にしてる子供
は働いていることになるのでしょうか。







 それはその通りだ、とぼくは思うのです。そうでなくては
障害の人、老人、幼児などからだを動かせない人はいない方が
イイとか言うことになっちゃうからね。だからぼくはもしも、
「はたの人を楽にし楽しませしやわせにすること」が働くこと
なら、働くことで自己実現しよう!ってスローガンには大賛成
なんだよ。テヘッ