6月11日 騙し騙され、サブプライム的なこころ根の蔓延


 こんにちは。小雨のち曇りのち晴れ。今年の梅雨はから
つゆかなあ?一方、ペルー沖には神の子が現れそうだとか。







 文春を立ち読みしてたら、こんな記事をはけーん。いわく、
「魚沼産コシヒカリの流通量は生産量の30倍〜100倍」だって
YO−?これはどーやらブランド米の魚沼産が高く売れるので他の
産地のコメで水増ししているらしいのだ。いや、水増しのレベル
ぢゃねーな。ほんのちょびっとモノホンの魚沼を混ぜているか、
或いは本物の仕入れ伝票だけ取っておいてブツは自家で全部食べ
ちゃうとか。ホゲ〜









 おコメなんて形が同じなら見分けがつかないからね。幾ら屑
米混ぜても分かりません。品質の悪いのを混ぜて誤魔化すって
CDS,CDOみたいですぅ〜。どこの国でも悪知恵は同じようなもの
かい。薄めて誤魔化すと。薄めたところから利益を捻出すると。
そういえば昔は酒屋が酒に水を混ぜたとか落語にあったな。
今なら当局がやろうと思えばアルコールの濃度鑑定とか、おコメの
DNA鑑定とかできるんだけどね。







 そんな化学的な手段よりも、仕入れ量と出荷量を源流から小売
りまで伝票で照合すれば、あっという間にチェックできると思う
のですが、誰もやろうとしないのかな?(そういえば北京では
脱税用の偽伝票売りが大勢いたな。) ひょっとしてこれは米
農家保護の裏技なのかなあ?でも儲かってるのは農家よりも
流通業者のような気がするけどね。







 トレーサビリティ用の米粒よりも小さなチップも低コストで
実用化されてるし、手段的には沢山あると思うのですが、
「意思無きところに道なし。」なのかなあ?嗚呼!







 しかし、考えようによっては消費者も上手いと思ってブランド
米を食べてるし、流通業者も高く売れて利益が出るし、農家も
ブランドぢゃない米が売れるし、三方一両得ってことなのかな?





 そんなこたねーか。そんなウソの上に立ってるしやわせなんて、
それこそ砂上の楼閣ってもんぢゃないのかな。ホゲ