5月15日(金) [立ち読み] 続:ひろゆきインタビュー「本人」


 こんにちは。薄晴れ。涼しい。

ロジックとは)プラットホーム(その人のいる場所)で変る。例えば大企業では社風とか社内政治力とか。自分のプラットホームに固執せず、相手のそれも理解して判断する。言葉は相手に伝えるために使うもの。だから日本で英語風の発音をやってるのはカッコつけてるだけでロジカルぢゃないです。
マスコミ)マスコミのロジックは簡単に騙せる頭の悪い人向けに安易なCMを作ること。流行を作って、騙して買わせて、楽なビジネスをする。でも分かってる人はどんどんテレビから離れてしまいます。ニュースも枝葉末節でどーでもイイことばっかり報道するから収入の少ない頭の悪い人しか見なくなる。自業自得。
梅望)たいていの人はポジショントーク。影の薄い奴が記者になったとたん社を背景に態度を豹変させたり。コンプレックスの裏返しかい。ポジションが無くなったらどーするんだろ?梅餅はITコンサルタントというポジションで、ネットに夢はないと言ってる僕との対談を断った。ポジショントークにも意味はあるけど、真意が疑われるというジレンマも。
紙(神)一重の人)局所的な論理構造だけで動くと全体的にはシュリンクする。キチガイが変ったサービスを作ると世の中を大きく変えることがある。エガちゃんとかジョブズとか。ロジック人間には限界がある。社会のルールに乗って、守るものができたら面白くなくなる。
日本って)僕はキチガイには勝てないが、普通のマーケターになら勝てる。ゼロからは作れないけど面白いものは分かる。日本はキチガイを生かしておくのが難しい国。例えば、麻原とかはある種の天才。ゼロから全く別のルールで別の世界を作った。死刑にしないでこのプロセスをもっと調べたほうが日本のセキュリティ上もメリットがあると思う。キレイごとを言ってるが日本の法律は本質的に被害者感情を考慮していない。未来の被害者を減らすためにはどーしたらイイのか、社会はもっと考えるべきだ。
世界のしくみ)アメリカ人は空気を読まずにロジックだけで主張する人が多い。これは電車に乗って後ろ指を指されないから。日本は電車とか世間で必ず他人と一緒にいるから、オカシナ人はすぐに潰される。キチガイアメリカのほうが楽です。僕は色んな仮説を立てるのが好きです。当たらないけど。例えば、英語に複数形のある理由は?とか。なぜ刺身とか生で食うのは日本人だけなのか?とか。システムって、そのでき上がる背景には必ず理由がある。ワンワン その仕組みを尻たいですねえ。
興味は)例えば、配信システムには興味はあるが、そのコンテンツにはあまり興味がないとか。ニコ動とかmf247とか2ちゃんとか、コンテンツが自然に集まってくるのは楽。楽なシステムが割りと好きです。「世界にはシステムがあって、そのもとでロジックが動く。その中では論理的に考えれば論理的な結果になる。」つう意味ではリアルとゲームではそんなに差がないのでは?法律論ってゲームと同じじゃん。
ゲーム脳)暇さえあればゲームやってる。ゲームの中には日常よりも生きてる感がある。アドレナリンどばどば。せっぱ詰まったギリギリの判断と終了後の冷静な反省のミックス。だから「カルドセプト」とかのシミュレーションゲームが好き。「運」ぢゃなくって、記憶と計算と判断の瞬発力。そこが碁や将棋とは違う。麻雀もロジックで勝負だけど、僕は早上がり戦術で皆に嫌われます。情報と経験の集積の中で瞬時に判断する勘もロジックの内。勘でも後でちゃんと反省はできます。ゲームの勘も現実の判断も同じ。ゲームをやってると瞬時の判断に慣れる。
「おまいらも、ゲーム脳になれよ!」かな。
                         (構成:佐々木俊尚

だって、YO−!!!!!!
佐々木氏が構成してたんだ。今日はスーパーの本屋で立ち読み。表題だけメモしてきたから中味は思い込みが多いかも。こういう生き方もイイけど50杉のじじいになったらどーすんだろね?もともと想定外なのかな。永遠の20歳とか。サイカク、バショー、イノー・チューケイみたいに一生漂白の人もいたんだから、人の人生にあれこれ言うこたねーわな。チャンチャン