5月7日(木) 暇なときの思考実験(イメージトレーニング)


 こんにちは。昨日に引き続き、くもりときどき雨。



 崖の途中にひっついたままにっちもさっちも行かないであせっている夢を見た。なんでそんな状況に陥ったのかは分からないのですが、ハイキングをしているうちに藪に迷い込んで上がったり下がったりしてたら、ずり落ちて崖の途中に引っ掛かったようだ。そうしたら身動きが出来なくなった。それで思い切って全身の力を抜いたらズズーっとずり落ちて下の草むらまで無事に達することができました。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり夢の中。最近宙ぶらりんの状況の夢をよく見るのはなんでだろ?
夢の中のイメージで身がすくむ思い。
 

 例えば20cmくらいの幅の敷石がずっと続いていたとする。その上を子供みたいに歩いていくのはとても簡単です。まっすぐ前方を向いて正しい姿勢で歩けば。だけど、そこが高い橋の欄干だったと思ったらビビルでしょ。イメージの強さによるけど、すくんで少しも歩けません。例えば、水たまりを覗き込むと、そこに映ってる空に引き込まれそうになって体をのけぞらせたりするとか。例えば、この決断が我が身の継続に重大な影響を与えるのだとか思い込んで右へ行くか左かに逡巡するとか。例えばマーガレットの花びらを一つずつちぎって、生きる、死ぬ、生きる、死ぬ、とかやってみる。例えばジャンケンで何かの役を決めるとき、これに負けたら救命筏に乗れないんだと念じて懸命に出す手を考えるとか。



 つまらん日常に危機意識を持ち込むイメージ・トレーニング。でも大抵は思念が弱すぎてすぐに飽きてしまいますぅ。これが夢でも見ているように半ばのリアリティがあれば、もう少し人生も面白くなるかもね。そう言えば、漏れ600人くらいのジャンケン・ゲームでチャンピヨンになったことがあるんだ。連続10人に勝てばトーナメント形式で優勝できるんだけど、勘が冴えてて負ける気がしなかったな。そういう時って人生に何度かあるよね。なんか変なのに運を使ってしまったような気もするけど。あれが漏れのピークだとしても後悔はしないね。運を何に使ったって、人生なんてそんなもんさ。



 今?何を考えてるんだ?って? そうだな。漏れが死んでも世の中は何にも変らずにのうのうと続いて行くのだろうか、それとも漏れと一緒に全てがディスアピアーするのか。客観と主観の問題。当然前者だろうけど映画MATRIXみたいに全てが脳内の仮想世界なら後者もありえるかなとか。脳内で再現されてる世界という意味では仮想イメージではありますが、その大本は外部刺戟ですからその原因となる何らかの外部事物Xはあるのでしょうね。でもその正確な姿は永久に掴み得ないとか。不可知論。プ