3月27日(金)図書館閉鎖の報に接し、久しぶりに訪れてみた


 こんにちは。晴れのち曇り。桜の花が大分ほころんでまいり
ましたね。







 日比谷図書館が今月で閉鎖するらすい。昨年11月で創立100
年を迎えた途端の閉鎖とはね。もろもろの事象は移ろい行くもの
だとは言うけど、ここは若い頃良くお世話になりました。しばら
く行ってなかったので今日立ち寄ってみた。蔵書は13万冊と
少なめですが、雑誌・新聞は殆んど全てを網羅していて閲覧室
も充実していてビジネス街の図書館に特化している感じですう。
都立図書館としては広尾の中央図書館に統合されるようだ。








 全館をグルーっと一回りしたら若き日の思い出が溢れてきて
胸がつまった。年々歳々花相似たり、歳々年々建物同じからず、
かな〜、嗚呼!一階のフレスコ壁画はむかしの面影。右面は
「文化の壁」といって、意慾、技術、創造、勤労、蓄積を
モチーフにしている。左面は「平和の壁」といって、愛情、
自由、良識、公正、協和をモチーフにしているとか。








移ろい往くものは偽の仮象で物の実体は永遠不滅のイディア
であーる、とかプラトンは言ったけど、ホントは移り行くもの
が実体でありこの世の実相を現しているんだと思う。それが神
が死んだ後の現代哲学ですぅ。要するに理想なんておつむの中
にしかないってことだす。








 メディアがますますお馬鹿の度を加えてると思うのは気の
せいか。貧すれば鈍すぢゃなければイイのですが。