2月15日(日)脳内を出歯亀さんして喜んでるうちが花


こんにちは。薄曇。暖か。4月の気候だってさ。
「梅一輪、一輪ごとの暖かさ」つう情緒がなーし。



 コチ喰えばにほい起こせよ焼き魚
           お金なしとて「造り」な忘れそ



とか、七輪でコチを焼いたは何処の国のならいぞや?





 今日は付近で見かけた話題について。(終風氏のとこ。昔は
売れ残り弁当とか言ってましたが、最近少し格上げ。)


題して:「メシウマの由縁」(この辺の名前の付け方がねらー的)







 人間の奥深いとこに巣食う原罪「ねたみ」(カイン症候群)と
「メシウマ脳」との相関についてサイエンス誌に発表とか。
「ねたみ」を感じるシチュエーションを作ると脳の前部帯状回つうとこが
活性化されます。ここはかだらの痛みを処理するとこらしい。
こころの痛みとからだの痛みが同じとこで処理されるのも不思議?








 一方、「人の不幸は蜜の味」つうのは脳の線条体つうとこが
活発に活動しますよ。そしてこの部位は旨いものを喰ったときに
も活性化されるところ。そしてね、大切なのはある人に対する
「ねたみ」が強いほどメシウマ回路もより強く活動するんだって。








 それでね、この科学記事が何を言いたいのか?っつうと実は
何にも言ってないの。単に脳内の何処が活性化されたかという
のを見つけて投稿しただけ。それだけ。それ以外に何の意味も
あーりません!








 もともと妬んでる人に不幸が起きたら悪い気がしないつうの
は昔からブンガクなんかで言われてたし、人間にそういう暗部
があるというのは分かってましたから。今更、脳の何処に血流
が増えたなんて何の意味もないんぢゃねーの?








 科学は価値観を正当化しないし脳だって何も正当化なんて
できっこない。ただそういう事実はある、あった、つうだけで
、そうあって当然だとかそうあるべきだ!とかの当為には何も
結びつきませんね。むしろもっと重要なのはこんな個別の機能
のマッピングなんかよりも、いたわりとか思いやりとかのより高度
な心の働きも忘れないことが重要ではないのかな。








 脳を覘くfMRIとかPETとかイロエロな道具が揃って、夢中に
なってその玩具と戯れているうちに、人間本来の心の動きを
見失わないように願います。







 ま、一つだけイイ点は(悪い点かもしれないが)、「他人の
内心のことは誰にも分かりません」と蓋をされてたのが、ある
程度、定量的な測定に掛かってきたことですぅ。心理的な心の
動きが外部から観測可能になってきたんだと。しかし、こりは
諸刃のつるぎ。可観測性は可制御性に結びついて悪用もされる
恐れオオアリクイ。だからあ、科学をやるものは何時も細心の
注意が要求されるゆえんですぅ。







 「ねたみと他人の不幸に対する自己満足には、深い関係が
あることを示した興味深い結果だ。過度に妬みのつおい人の
治療に役立つかもしれない。」という善意には思わぬ落とし穴
があるのかもしれませんぜい。(シニカルな苦笑)