1月20日(火)個人と組織の関係など雑感

こんにちは。終日曇り。だが、空気はカラカラ。お湿りはなーし。
そう言えば、雨男・雨女っていますよね。けっこう良く当たる
というのに科学的な根拠は全くありません。しかし良く当たり
ます。これも血液型と同じ話しなのかなあ?思い込み。

 






 個人と組織を較べたときに組織の方が上かな?と思うときが
たまにはあるよ。たとえば人間の資質が抜群にグーでも組織が
腐れば生かされないとか。これは企業や官庁などでも良く見れ
まする。








 つまり、どういう価値観で動くかと言うのに掛かってるん
じゃないのかな。たとえば幕末、実務官僚が沢山いて先を見る
目もあっていち早く開国を進めた幕府がそのまま近代化を進め
たほうが早く達成できたかもしれない。でもそれだと今以上に
世襲化は残ったろうし「殿の馬前に死す」なんてえのが会社内
でも残って後々発展を阻害したかもしれません。(って、今も
まだこういう社会文化は色濃く残っているのも事実ですがね。)








 人体はアポトーシスつう古くなった、あるいは必要のなくな
った細胞を自動的に排除する自殺システムを備えてますが、人
の組織はほっておけば醜くも永遠に存続しようとします。これ
が組織は淀めば腐るの原則で、組織を維持存続させることだけ
が絶対至上の目的と化して、組織本来の目的が忘れ去られてし
まう現象です。









 競争場裡の企業社会では劣悪な組織は自然に淘汰されて行き
ますがっ、競争のない組織にはこれらの競争圧力が加わりませ
ん。競争の無い、自己浄化の仕組みもない、唯我独尊の組織は
癌のように蔓延って肥大化し害悪を撒き散らしますが、普通は
手術で取り除くしかありません。で、我々に残されてる手術の
手段は言論かテロか革命か?残念ながら現在は選挙しかありま
せん。それでも選んだ政治家が保身(カンザーヴァティブ)なら機能
しませんけどね。プ









 でも選挙において知性は熱狂に勝てるのか?つうと少し自信
はありません。ヒットラーの例とか。どんな知性も熱狂に巻き
込まれてしまいますう。ハイデガーとかワグナーとかもね。
そういう意味では知性というのは脆いですう。(そういえば、
ハイデガーハイデッガーかで揉めてハイデ(ッ)ガーにした
とかいう学会も党派性が顕著な腐りかけかも?)








 個人的には個人の強さってえものには聊か疑問は抱いてます。
情動に弱いし、権威に弱いし、周りの空気に弱いし、洗脳され
ないと思ってる人ほど洗脳に罹りやすいのは詐欺師の暗示と
同じ事。








 我らはこの弱さを自覚しつつ、なおかつ個人の自立自律を求
めて精進するしかないのではないかと、トホホながら考え抜い
た次第です。ホントになんかねえのかなあ。組織の問題とか、
予算蕩尽の原理とか、考えるのがジョブのしとは必死で考えて
頂きたいものですぅ。って、あまりにもカンツロールされた社会ぢゃ
やってられんよ!というのも内心の事実ですから腐りながら
やってくのもグータラな生き方かもね。タハハ