12月15日(月)保身

こんにちは。快晴。真っ白な富士山が良く見えました。
晴れた日には永遠が見える。そうだ東京タワーに登ってみよう。







 保身って生物なら当たり前にあると思うんだ。事実を当為に摩り
替えるつもりはなけれども、だから人間にも当然、保身ってある
よね。でも人間社会は複雑ですから保身が回りまわって保身になら
ないっつう構図も考えられます。例えば、周りの人や環境を犠牲に
して保身を図るとか。犠牲にしないまでも一人だけがイイ思いする
とか。これらは周りの人から疎まれて結局世間を狭くすると。







 でも、ぼくは保身についてそれほど頑なな考えは持っていないん
だ。人間の弱さとして或る程度は理解している。ときには認めたり
もする。ミエミエの保身をしている人には、ああこんなに明け透け
ぢゃ結局保身にならないのではと哀れんだりもします。







 でもでも、たとえ普段はそう思っていても時に我慢ができなくて
激怒しちゃうこともあるんです。それは例えば弱いもの守るべき者
を犠牲にした保身とか上司が一所懸命に尽くした部下を犠牲にして
保身したときなんかに湧き上がってきます。保身は生物の常では
あれど、ぼくのこの感情は美的感覚からくるパッションなので、
たとえ如何なる理由が裏に隠されていたとしても理屈では押さえら
れません。直ちにぼくの中の人間界から永遠に追放されてネバー
ネバーリターン。







 保身は生物界のつねなれど、だから保身をするときは綺麗な保身
をしたいものだと願っています。周りの人を思いやり、立派に社会
に貢献し、自然を愛でて育み、それらすべてから守られるような
保身がぼくの望みです。でもそうできたかな?じつは半分も保身し
てないような希ガス




 だから保守でも革新でも、保身でも捨て身でも、イイのとワルイ
のがあるような気がする年の暮れ。では。